持続可能なサプライ
チェーンへの貢献
持続可能な
サプライチェーンへの貢献
伊藤園グループは、原料調達から製造・物流工程を通して、パートナーとの協働で環境・社会の両面に配慮したサプライチェーンマネジメントに取組んでいます。すべてのサプライヤーとの持続的なパートナーシップにより、社会・環境課題の解決と双方の持続的な収益の両立を実現します。
関連する方針
取組みテーマと主な指標(KPI)
持続可能なサプライチェーンの構築
- 品質会議実施回数
2026年度 7回(年間) - 供給者評価の実施
貢献するSDGsとターゲット
持続可能なサプライチェーンの構築
サプライチェーンマネジメント
伊藤園グループは、「伊藤園グループサプライヤー基本方針」・「伊藤園グループ調達方針」を定め、製造委託先を含めた関係者と協働で、環境・社会の両面に配慮した供給体制の確立に努めています。
「伊藤園グループ調達方針」では、品質・安全・安心の追求、法令遵守、公正な調達、人権・労働や環境への配慮などを定めており、調査票による評価を実施し、取引先会議にて優良事例等の共有化を図り、改善活動に取組んでいます。新規取引にあたっては、当社が定める方針や基準等の説明を行い、必要に応じて現地監査を行い、活動状況の確認を実施しています。
「伊藤園グループ品質方針」では安全で信頼性を有する製品の提供、法令などの遵守、国際標準を活用した製品の安全性の確保を定めています。品質管理面では、国際規格ISO9001の認証(2002年に取得)で品質マネジメントシステムを構築しています(2013年11月には静岡相良工場でFSSC22000の認証も取得)。製品は伊藤園の品質管理基準を満たした工場で製造し、定期的に品質会議を行うことにより、安全・安心な製品づくりを徹底しています。
物流面でも、各委託先企業に対し伊藤園が定める輸送・保管などに関する項目について定期的に監査票による評価を実施し、取引先会議にて情報を共有することで、安全・安心を徹底し、委託先企業と協働でサプライチェーンマネジメントを構築しています。
サプライヤーとの
コミュニケーション
製造委託先、原料調達先、資材メーカー等のサプライヤーとの情報の共有や意見交換、今後の方針の確認などのコミュニケーションを通じて、パートナーシップの強化とサプライチェーン全体でのサステナビリティ強化を目指しています。
サプライヤーとは品質会議を定期的に行い、品質の向上や安全・安心な製品づくりの徹底に取組んでいます。また、当社グループのマテリアリティや「伊藤園グループ人権方針」・「伊藤園グループサプライヤー基本方針」などの関連方針を通じて、気候変動、水資源などの環境課題や人権、労働安全衛生などの社会課題について説明し、好事例等を共有しています。
あわせて、環境および人権の項目を取り入れた供給者調査の実施や、委託先製造工場付近の水源地保全活動など、環境・社会課題解決へ共同で取組んでいます。