トップメッセージ

徹底した「品質」と
「健康」へのこだわり、
そして社会的責任の遂行、
それが伊藤園グループの
成長の原動力です。

株式会社伊藤園
代表取締役社長 執行役員
本庄大介

ウエストアップ写真

「品質」へのこだわり

伊藤園では、グループ経営理念「お客様第一主義」のもと、「STILL NOW」を合言葉に「今でもなお、お客様は何を不満に思っているか・・・」という問題意識を常に持ち続けています。そして、「自然・健康・安全・良いデザイン・おいしい」という5つの製品開発コンセプトで、日々お客様にお喜びいただける製品の開発と、お客様に密着したサービスに努めています。伊藤園の主力ブランド「お~いお茶」をはじめ「健康ミネラルむぎ茶」、「タリーズコーヒー」など、現在販売する飲料製品のうち約75%が“無糖飲料”です。お茶など畑から作った原料・素材をそのまま活かし、無糖でおいしい製品を作る技術と品質へのこだわりは、伊藤園の強みです。また、ペットボトルなどの飲料製品だけでなく、ティーバッグをはじめとしたリーフ製品や簡易ドリップコーヒーなどをラインアップしており、店頭などで連動展開ができることも強みです。こうした強みを活かしたブランディングをさらに強化していきます。
「品質」へのこだわりは、伊藤園グループ全体の考え方です。タリーズコーヒージャパン、チチヤス、そして海外のグループ会社においても、最も重要視しているのは「品質」であり、他社が真似することが出来ない優位性です。それが茶系飲料やリーフをはじめとする主力製品の高い市場シェアに繋がっているものと自負しています。

持続的な農業の発展に
向けた貢献

近年、お茶の栽培面積や生産量、農業従事者数は緩やかに減少を続けています。そのような中、伊藤園は国内緑茶生産量の約4分の1を取り扱う農業に深く関わる企業として、安全・安心で高品質な原料の安定調達と日本農業の課題解決を両立する「茶産地育成事業」に1976年から取り組んでいます。こうした取り組みは、国内茶農業の持続可能な成長、就農者の高齢化による後継者問題や、耕作放棄地の増加といった社会問題の解決にも貢献しています。
また、「茶産地育成事業」の知見を応用して野菜飲料に使用する原料の契約栽培を行うとともに、全国農業協同組合連合会(JA全農)が立ち上げた国内農業支援の取り組みである「ニッポンエール プロジェクト」に参画しています。同プロジェクトにおける共同開発製品の販売を通じ、日本の農業と消費者を結ぶ架け橋となり、国産農畜産物の認知と消費拡大に貢献したいと思います。

地球環境問題への対応

2020年に「伊藤園グループ中長期環境目標」を策定し、「容器包装」「気候変動」「水資源」に関する目標を設定しました。外部環境の変化も踏まえ、着実に対応しています。特に海洋プラスチックごみ問題や容器包装リサイクル問題は、伊藤園グループの主力事業に直接関係する喫緊の課題であることはもちろん、飲料業界全体として取り組む課題です。伊藤園グループでは、2030年度までにペットボトルに使用するリサイクル素材等の割合を100%にする目標を定めています。気候変動への対応としては、事業におけるCO2排出量削減はもちろんのこと、気候変動による茶葉や収穫量への影響が事業に対して大きな影響を及ぼす可能性を認識し、気候変動シナリオ分析を実施しています。環境問題への対応は当社グループが未来に向けて成長していくために欠かせない課題と認識し、これらの環境への対応・人権への対応などを含めたESGの取り組みは、今後の成長の礎になるものと考えています。

お客様の健康に資する
「健康創造企業」として

伊藤園グループは、世界各国の方々の健康に資する豊かな生活を提案する「健康創造企業」として歩みを進めています。祖業である「お茶」が、古くから身体に良い飲み物と言われてきたように、健康価値の高い製品を取り扱っていることが所以です。科学的にも「お茶」の旨味成分の一種であるテアニンは、リラックス作用や睡眠改善に効果があると報告されています。また、渋みの主成分であるカテキンは抗酸化作用を有し、生活習慣病の予防改善に効果的であると報告されています。今後も「健康創造企業」として、お茶を通じて世界中のお客様の健康に貢献し、一人ひとりの豊かな生活を支えるための取り組みとして、他業界の皆様との連携し、お茶の健康への有効性の研究を進めています。また、お茶をはじめとした健康に資する研究開発や製品の提案だけでなく、お茶の持つ価値の啓発、社員や家族の健康維持・増進にも取り組んでいきます。伊藤園のコーポレートマークは四つ葉のクローバーをモチーフにしています。これは、伊藤園の前身である「日本ファミリーサービス株式会社」の創業時に、「社員と社員の家族が幸せになれるように」という意味を込めてデザインしたものです。伊藤園グループの全従業員が「この会社に勤めてよかった」と思える会社、お客様からは末永くおつき合いいただき、信頼していただける会社であり続け、「世界のティーカンパニー」に向けて、持続的な成長を目指していきます。