食生活と健康への貢献

食生活と健康への貢献

伊藤園グループは、人生100年時代を見据えた研究開発、各世代の健康に資する製品・サービスを通じて、健康的で豊かな生活を提供します。

取組みテーマと主な指標(KPI)

人生100年時代に向けた研究開発

  • 産官学の連携による研究の推進を通じて機能性素材の継続的な開発と健康的な食習慣に貢献

生活者の健康ニーズと多様化するライフスタイルへの貢献

  • 健康機能を有する製品ポートフォリオの拡充
    特保・機能性表示食品の
    売上構成比
    2026年度
    30%
    以上
    海外売上比率 2026年度
    12%
    以上

製品の安全・安心品質の追求と環境負荷低減

  • 製品ライフサイクルを通じた品質管理と環境負荷の低減

貢献するSDGsとターゲット

  • SDGsロゴ 3 すべての人に健康と福祉を 3.3
    3.4
  • SDGsロゴ 12 つくる責任つかう責任 12.4

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関連する方針

人生100年時代に向けた
研究開発

産官学連携による研究開発の推進により、人生100年時代を見据え、各世代の健康課題の解決と健康寿命の延伸に向けて取組んでいます。

  • 超高齢社会に対する研究
    緑茶、抹茶の認知機能改善効果の検証とメカニズムの解明
    • 伊藤園中央研究所、株式会社島津製作所、株式会社MCBIの3社共同研究
  • 生活習慣に関する研究
    緑茶に含まれるガレート型カテキンの働きについての研究
    • 悪玉コレステロールの低下、脂肪吸収抑制など
    • 東北大学との共同研究など
  • 社会の健康不安に関する研究
    緑茶の抗ウイルス作用
    • 抗インフルエンザウイルス、試験管内での新型コロナウイルス不活化、お茶でうがいやお茶の含み飲みで口から始める公衆衛生など
    • 静岡県立大学、京都府立医科大学との共同研究など

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生活者の健康ニーズと
多様化するライフスタイル
への貢献

健康価値や栄養に関する研究と
製品開発

伊藤園中央研究所は、お茶を含めた食品素材の健康性評価・メカニズム解明などの基礎研究や、食品摂取による有効性を裏付ける応用研究について取組み、さまざまな製品開発や人々の健康を促す食生活の知恵を学ぶ、普及活動を進めてきました。これらの基礎研究を土台に、的確な特許戦略を組み、独自技術として仕上げることが伊藤園の戦略です。独自の研究ノウハウに裏付けられた質の高い研究成果は、他社に真似できない製品開発に役立っています。現在は、抹茶の認知機能改善効果に関する研究に取組んでいます。

また、世界的な健康志向の高まりやライフスタイルの変化などから、ビタミン、ミネラル等の摂取不足や、脂肪、砂糖、塩分等の過剰摂取による栄養面の課題に対して、お客様のニーズにあった食品・飲料の製品開発を行い、健康的な食生活を提案しています。

長年の研究成果を活かして開発した体脂肪やコレステロールが気になる方向けの2つの健康表示を持つ特定保健用食品「2つの働き カテキン緑茶」シリーズをはじめとした特定保健用食品や「お~いお茶 濃い茶」などの機能性表示食品を多数ラインアップしています(2020年度 特保16品、機能性35品)。今後もお客様のニーズに応えるため、特定保健用食品や機能性表示食品など、健康に貢献する食品・飲料の製品開発を推進し、健康的な食生活を提案していきます。

特定保健用食品、機能性表示食品、栄養機能食品の詳細はこちら

パッケージやホームページでの
製品情報の提供

伊藤園は、販売している飲料製品のパッケージに、原材料や栄養成分表示を行っています。また、緑茶・むぎ茶・野菜の各飲料や茶葉製品について、使用している原料の産地を、製品パッケージやホームページで自主的に開示し、放射性物質検査測定結果についてもホームページで開示しています。
食品表示基準改正等への対応も行い、安全で安心な製品をご購入いただけるよう対応しています。

商品情報サイト

さまざまなお客様への配慮 
容器包装の改善

「お~いお茶」などの主力製品のパッケージラベルは、ミシン目の「穴の大きさ」と「間隔」を調整したはがしやすい「簡易開封ラベル」を採用しています。
また、手の力が弱い方でも開けやすいPETボトルキャップや缶のプルトップを採用しています。

従来開封ラベルと穴が一部大きくなった簡易開封ラベルのイメージ図

そのほかにも、秋冬期にご愛飲いただいているフード系飲料について、「粒が出にくい」というお客様のご意見にお応えして、缶の上部を凹ませることで、粒がよく出るように改善した業界初の「粒がよく出る新設計の容器」を開発し、採用しています。

粒がよく出る新設計容器のイメージ図

多様なニーズに応える
容器サイズの展開

伊藤園では、ご家族でご利用いただける大型容器から、過剰摂取を気にするお客様などのニーズに対応した、手軽な飲みきりサイズの小型容器まで、お客様が求めやすいように幅広くラインナップを取り揃えています。

海外における日本茶の発信

健康志向の高まり、日本食や抹茶が広がる中で、海外においても緑茶の健康性やおいしさが認知され始めています。世界中のお客様の健康に貢献する「世界のティーカンパニー」として、各国の健康ニーズに合わせた、日本茶の健康価値の発信により、無糖茶市場の拡大を図ります。

グローバルサイト

製品の安全・安心品質の
追求と環境負荷低減

食品を取り扱う伊藤園グループにとって品質と安全性は、お客様に対する責任の最重要事項として認識しています。製品の設計、原料、包装材から製造、流通に至るまで、厳しい品質管理体制を確立し、製品の安全性確保に努めています。

一貫した品質管理体制

伊藤園グループは、調達方針・品質管理方針を定め、製造委託先を含めた関係者と協働で、環境・社会の両面に配慮した供給体制の確立に努めています。伊藤園では、品質管理・品質保証の国際規格ISO9001の認証を2002年に取得、品質マネジメントシステムを構築し品質管理に取組んでいます。2013年11月には静岡相良工場でFSSC22000の認証を取得しました。
原料段階における残留農薬検査は伊藤園品質管理部門で行い、製品段階における、香味や機器分析、微生物などの検査は、伊藤園品質管理部門と製造委託工場の双方が行っています。
製品は伊藤園の品質管理基準(飲料製造および茶葉製造ガイドライン)を満たした工場で製造し、日々情報を共有するとともに、工場担当者との品質会議(委託先など関係者との合同による会議:9回(2019年度))を行うことにより、安全・安心な製品づくりを徹底しています。また、すべての飲料製品について放射線量測定器での検査やモニタリングを行うことで、放射性物質の検査体制を確立しています。
物流面でも、各委託先業者に対し伊藤園が定める輸送・保管などに関する項目について定期的に評価監査や会議を行うことで情報を共有、安全・安心を徹底し、委託先企業と協働でサプライチェーンマネジメントを構築しています。

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図:伊藤園の品質管理

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製品の安全性の確保

伊藤園では、国産緑茶原料のトレーサビリティシステムにおいて、茶生産農家の栽培管理記録、特に農薬に関する部分を重点的にチェックしています。
また原料サプライヤー及び製造委託先に対する監査(品質監査、トレース監査)を105回実施しています。
ISO9001、FSSC22000の適正運用を実施するなど、製品の安全性確保に努めています。

野菜飲料の海外産原料の品質管理

伊藤園では、世界各地の原料調達先から受理する「品質保証書」による確認と、生産地を訪問し、栽培方法、加工工程、品質管理などの確認を行い、法令に適合した安全な原料を使用しています。いずれも仕入れ担当者や品質管理担当者が現地に赴き、使用農薬の実態や品質管理体制のチェックをしています。

お客様満足向上の取組み

伊藤園は、2009年度にISO10002(苦情対応マネジメントシステムの国際規格)の自己適合を宣言しました。この規格では、お客様満足を実現するため、さまざまな活動において継続的な改善を図り、PDCAサイクルに基づく苦情対応の枠組みを構築、運用することが求められています。伊藤園では、お客様の声を積極的に企業経営に活かし、経営理念の「お客様第一主義」を実践することを、お客様満足の基本方針としています。

お客様満足のための基本方針

お客様からのお問い合わせ、ご意見、ご指摘を社内で積極的に企業経営に活かし、よりよい製品づくりや営業マナーの向上に役立て、経営理念の「お客様第一主義」を実践することで、お客様満足を高めています。

図:お客様からのお問い合わせの関連部署や全役員へのフロー

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2020年度に当社に寄せられたお客様の声は34,253件でした。そのうち、お問合せが31,007件、全体の90.5%にあたります。内訳は品質関連、営業/キャンペーン、製品関連、購買で83%を占めます。
また、伊藤園ではご指摘をいただいた方を対象に任意にアンケートを行っています。対応全体に関するお客様の満足度については、「満足」と「やや満足」で約73%を占めています。ご指摘いただいき、伊藤園が調査・回答をしたお客様の約73%が変わらず製品を購入していただいております。
お客様からいただいたご意見を、よりよい製品づくりに活かし、製品に採用した内容の一部を「お客様の声を実現」に、製品の使い方や取り扱いなどについては「よくいただくご質問」として記載しています。

図:お問い合わせの内訳

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お客様相談室