株式会社伊藤園(社長:本庄大介 本社:東京都渋谷区)は、中期経営計画(2025年4月期~2029年4月期)に掲げる重点戦略に基づいた国内既存事業における構造改革の一環で、北海道地域において茶葉・飲料等の販売事業を担う株式会社北海道伊藤園(社長:森川博行 本社:北海道札幌市)と茶葉製品の製造・販売事業等を担う株式会社土倉(社長:櫻庭宏哉 本社:北海道札幌市)の2社を経営統合し、従来以上に北海道地域に根ざした事業展開を行う新たな「株式会社北海道伊藤園」として、2026年5月より事業運営を開始いたします。
広大な北海道は、豊かな自然や優れた食材をはじめ、長い歴史や多様な文化、先端的な技術に至るまで、世界に誇るべき多くの魅力を有しています。北海道伊藤園は、この潜在力に富む地に拠点を構え、「お客様の健康で豊かな生活と持続可能な社会を実現すること」を使命として、茶葉・飲料等の販売事業を担う企業として2024年5月に設立しました。土倉は、1958年(昭和33年)に「北海道の皆様に美味しいお茶をお届けしたい」という志のもと創業し、以後茶葉製品の製造・販売事業を営んでいる企業です。
このたび、当社は中期経営計画(2025年4月期~2029年4月期)に掲げる重点戦略のうち、「経営基盤の強化」および「国内既存事業の盤石化」をさらに推進するため、北海道における茶葉・飲料等の販売力強化、並びに地域に根ざした事業展開を通じて地元に愛されるメーカーを目指すことを目的に、両社の経営統合を決定いたしました。
本統合により、両社がこれまでに蓄積してきたノウハウやブランド等の経営資源を一体的に活用し、グループシナジーの強化を図ります。北海道という大きな市場においては、営業体制の最適化により生産性を一層高めるとともに、より一層地域に根ざした企業として当社製品の販売および販売促進活動を展開し、地域経済への貢献を目指してまいります。
【統合する2社の概要】
| 株式会社北海道伊藤園 | 株式会社土倉 | |
| 所在地 | 北海道札幌市白石区菊水3条5-5-18 | 北海道札幌市白石区菊水3条5-5-18 |
| 代表者の役職・氏名 | 代表取締役社長 森川 博行 | 代表取締役社長 櫻庭 宏哉 |
| 事業内容 | 北海道における、茶葉・飲料及び食料品の販売と附帯関連事業 | 茶葉製品の製造・販売、乾物製品の販売 |
| 資本金 | 80百万円 | 52百万円 |
| 設立年月日 | 2024年5月1日 | 1964年(昭和39年)1月9日 |
【統合後の概要】
| 商号 | 株式会社北海道伊藤園 |
|---|---|
| 所在地 | 北海道札幌市白石区菊水3条5-5-18 |
| 事業内容 | 北海道における、茶葉・飲料及び食料品の販売と附帯関連事業 茶葉製品の製造・販売に関する事業 |
| 資本金 | 80百万円 |
| 営業拠点 | 10営業支店及び店舗営業課・営業推進課 |
| 統合日 | 2026年5月1日(予定) |
| 統合方式 | 株式会社北海道伊藤園を存続会社とする吸収合併方式を採用する。 |