宮崎県農協果汁及びJA宮崎経済連と 宮崎県産農産物の活用や地域資源循環に関する事業連携協定を締結

株式会社伊藤園(代表取締役社長:本庄大介 本社:東京都渋谷区)は、宮崎県農協果汁株式会社(代表取締役社長:柗本拓眞 本社:宮崎県児湯郡川南町、以下 宮崎県農協果汁)及び宮崎県経済農業協同組合連合会(代表理事会長:坂下栄次 本社:宮崎県宮崎市、以下 JA宮崎経済連)と、宮崎県産の農産物を活用した飲料の製造・販売や宮崎県内地域資源循環の取組みに向けて相互に連携・協力する事業連携協定を、3月18日(月)に締結しました。

前列左から、宮崎県経済農業協同組合連合会 代表理事会長 坂下栄次、株式会社伊藤園 取締役 専務執行役員 生産本部長 CSO 中野悦久、宮崎県農協果汁株式会社 代表取締役社長 柗本拓眞

 

当社は、約35年前からJA宮崎経済連を通じて宮崎県農協果汁に野菜飲料や緑茶飲料を中心に飲料の生産を委託しており、また野菜原料のひとつである「にんじん」の契約栽培を長期に渡り行っています。また宮崎県においては、2001年に都城農業協同組合(以下 JA都城)と協定を締結し、後継者不足による荒廃農地を利用して台風など自然災害に強く長期の土地利用ができるお茶の栽培を行う「茶産地育成事業(新産地事業)」を開始しています。

今回の事業連携協定は、2021年から緑茶飲料の製造時に排出する茶殻の堆肥化と、茶畑やにんじん畑への還元について、当社と宮崎県農協果汁及びJA宮崎経済連が検討を続けてきたことを背景に、上述の宮崎県産農産物の活用や宮崎県内地域資源循環の取組みを加速化することを目的にしています。今後当社は、両者との連携・協力による事業展開を通じて地域社会・コミュニティとのつながりの深化を目指し、地域の活性化や社会・環境課題の解決に貢献してまいります。

 

連携及び協力事項

  1. 相互の経営理念の理解と普及
  2. 宮崎県産農産物を活用した飲料の製造・販売
  3. 環境に配慮した持続性の高い宮崎県農業の実現
  4. 宮崎県内地域資源循環に向けた取組み
  5. 地域社会への貢献
  6. その他目的を達成するための事項

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