おいしく手軽に飲めるとろみ付き緑茶飲料「とろり緑茶」がW受賞

第62回「ジャパン・フード・セレクション」グランプリ 第8回「介護食品・スマイルケア食コンクール」審査委員長賞

株式会社伊藤園(社長:本庄大介 本社:東京都渋谷区)が昨年発売した、おいしく手軽に飲めるとろみ付き緑茶飲料「とろり緑茶」が、第62回「ジャパン・フード・セレクション」グランプリ、また、第8回「介護食品・スマイルケア食コンクール」(後援:農林水産省)審査委員長賞を受賞いたしました。

「とろり緑茶」は、ダマが無い均質で安定した薄いとろみ(※1)付けと、カフェイン少なめ(※2)によるやさしい設計に仕上げた、おいしく手軽に飲めるとろみ付き緑茶飲料です。

高齢者を中心とした加齢に伴う嚥下(えんげ)機能(※3)の低下による食べ物や飲み物が誤って気管に入ってしまう誤嚥(ごえん)が起こりやすくなっています。これに対して“とろみ”が付いた食品が注目されていますが、消費者がとろみ剤を使用して均質にとろみ付けすることが難しく、手間や時間がかかるといった課題を解決する製品づくりにこだわりました。

当社は引き続き「とろり緑茶」の販売を通じて、日本人にとって最も身近な飲み物である「緑茶」の新たな価値創造に挑戦してまいります。

(※1)日本摂食嚥下リハビリテーション学会 分類2021(とろみ):薄いとろみに準拠
(※2)「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」のせん茶浸出液比
(※3)モノを飲みこみ、胃に送る機能

 

■「ジャパン・フード・セレクション」 ☆グランプリ受賞☆
消費者が選んだ食品・食材を、23,000人のフードアナリストが、日本人の繊細な味覚、嗜好性、感性、食文化に配慮した評価を行う、日本初の食品・食材の評価制度です。

【評価ポイント】
高齢者や嚥下障害のある人など病院や介護の現場で待ち望まれていた商品であり、キャップを開けて注ぐだけで利用できることや、冷やしても温めても利用できること、介護等の現場のニーズに即したパッケージデザインなどが総じて高く評価されました。

【推薦コメント(原文まま)】
・お茶のやさしい香りと風味をしっかりと感じられるほっとする味で美味しいです。
・時短ブームでもあり、そのまま飲めて嬉しいです。
・高齢者施設で使ったのですが、家庭で飲む人にもいろんな人に知ってもらいたい推薦に適した商品だと思ったので推薦します。

 

■「介護食品・スマイルケア食コンクール」 ☆審査委員長賞☆
噛むこと、飲みこむことが難しい方々の食品だけでなく、低栄養の予防につながる食品、日々の生活をより快適にする食品として、幅広い方々にご利用いただけるよう、介護食品の品質向上、介護食品市場の拡大を目的として、日本国内で販売されている介護食品もしくは同様の機能性を持つ食品を広く募集し、厳正な審査の上すぐれた商品を表彰する取組みです。