東日本大震災復興支援に関する当社の活動

東日本大震災以降、被災地は多くの課題を克服しながら、復興に向け取り組んでいます。当社では「お茶で絆を」をコンセプトに継続的な復興支援を行っています。
ここでは、伊藤園らしさを活かした絆づくりについての取り組みをご紹介します。

コンセプト

「お茶で絆を」
東北地方での取り組み方針
  1. 継続的に地道に、東北を応援する。
  2. 東北地方の支援ニーズに応じて実施する。
  3. お茶を中心として伊藤園らしさを活かした展開を図る。

復興支援への
伊藤園の“想い”

当社では、政府や自治体の復興方針を踏まえて、復興ができるだけ早期に実現するように、継続的かつ地道な支援活動を続けていくことを第一に考えています。そのうえで、日本人の生活に根付いている「お茶」にかかわる取り組みを通じて、癒しを提供することで、被災者の方々が少しでも日常を取り戻し元気になるきっかけにしていただきたい、という想いがあります。具体的には、製品を通じた支援として「売上1本1円積立金」による地域への寄付、仮設住宅での「お茶っこ会」の展開など、現地に寄り添い、現地のニーズに応える支援を続けてきました。 今後も、伊藤園らしさを活かしながらお茶を中心とした活動を推進するにあたり、現地の専門家や有識者の方々のご意見を聞いて、被災地域のみなさまのお役に立てるようさまざまな活動を展開していきたいと考えています。

東日本大震災に関する
当社の取り組み

当社は2011年3月の東日本大震災以降、復興支援としてさまざまな取り組みを行っています。
下記の他、東日本大震災復興支援に関しまして、当社としてさまざまな活動を行っています。これらの活動について、随時ご報告させていただきます。

  • 被災地への飲料の提供

    当現地および近隣の営業拠点から、市役所や避難所などに、茶系飲料やミネラルウォーターなど100万本を超える清涼飲料水を提供させていただきました。

  • 義援金として1億円を拠出

  • 「売上1本1円積立金」

    2011年の5月1日から8月31日まで、期間中の対象製品の売上本数1本につき1円を積み立てた結果、総額約7億円となりました。そのうち約4億円を東日本大震災で被災された15都道県の方々への義援金(お見舞い金)として日本赤十字社へ寄贈し、また東日本大震災で被災された児童に対する教育支援として福島県、宮城県、岩手県の3県に各1億円をそれぞれ寄贈させていただきました。

  • お~いお茶『絆』プロジェクト

    2012年度より、東日本復興支援として、子どもたちの未来のために、「お〜いお茶」全飲料製品の売上の一部を岩手県、宮城県、福島県へ寄付する“お〜いお茶 『絆』プロジェクト”を4年にわたり実施いたしました。(※)

    (※)2012年度、2013年度、2014年度、2015年度と過去4回実施

    お~いお茶『絆』プロジェクト

「お茶っこ会」の実施

東北地方では、近所の親しい方々が「ちょっとお茶でも」という時、「お茶っこしようか」と集い、お茶を飲みながら四方山話に花を咲かせます。当社では、被災地のみなさまが「絆やつながり」を持ち続ける一助となれるよう、自由にご歓談できるコミュニケーションの場を設けるために、仮設住宅での「お茶っこ会」を継続的に開催しています。
当社の「ティーテイスター制度」の有資格者による「おいしいお茶のいれ方」のご紹介、お茶のテイスティング体験などを通じ、おいしいお茶を味わっていただきながら自由にご歓談いただく「コミュニケーションの場」です。

「お茶っこ会」の実施

その他の
被災地などでの活動

被災地のみなさまに、おいしいお茶を楽しみながら日常のほっとするひと時を過ごしていただくために、「おいしいお茶のいれ方講座」などの取り組みを行っています。