ニュースリリース

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平成25年

2013年5月27日

株式会社トーダンと共同で
茶殻をリサイクルした「茶殻入りエコ・カレンダー」を開発

浮世絵師・葛飾北斎の絵を現代風にデザインした絵柄を印刷した
2014年版カレンダー「北斎カレンダー」を発売


株式会社伊藤園(社長:本庄大介 本社:東京都渋谷区)は、株式会社トーダン(社長:強口邦雄 本社:東京都荒川区)と共同で、当社独自の「茶殻リサイクルシステム」を活用し、茶殻を紙パルプに配合した「茶殻入りエコ・カレンダー」を開発いたしました。
「茶殻入りエコ・カレンダー」は、2014年版カレンダーとして浮世絵師・葛飾北斎の絵を現代風にデザインした絵柄を印刷し、「北斎カレンダー」という名称で株式会社トーダンならびに全国の代理店より販売いたします。

写真:「茶殻入りエコ・カレンダー」

「茶殻入りエコ・カレンダー」

【製品特徴】

・茶殻を有効活用することで紙原料の使用量削減
「北斎カレンダー(壁掛けタイプ)」には、100部あたり「お~いお茶」500mlペットボトル約300本分の茶殻を配合しており、紙原料の使用量削減につながっています。また、茶殻には植物として吸収した二酸化炭素が炭素分として固定されていますが、「北斎カレンダー(壁掛けタイプ)」にも100部あたり約2,200g-CO2(※)の茶殻由来の炭素分(二酸化炭素換算)が固定される計算になります。

(※) ヤナコHCNコーダー MT-700HCN型(ヤナコ分析工業㈱製)により炭素量を測定

・配合した茶殻がデザインを形成
茶殻入りエコ・カレンダーは、紙パルプに配合した茶殻が模様となり、ひとつの美粧性に富んだデザインを形成しています。印刷面から透けて見える茶殻の美粧性を活かして、2014年版茶殻入りエコ・カレンダー「北斎カレンダー」は、浮世絵師・葛飾北斎の絵を現代風にデザインした絵柄を印刷し「和」を演出しています。
これらデザイン性、「茶殻リサイクルシステム」の取り組みなどが評価され、2014年版カレンダー「北斎カレンダー」は、全国カレンダー出版協同組合連合会が主催する全国カレンダー出版協同組合連合会定例総会で技術賞を受賞しました。


当社では「お~いお茶」をはじめとする日本茶飲料の売上拡大にともない、製造過程で排出される茶殻の量も年々増加しています(2011年度の排出量:約47,000トン)。そのような背景の中、「環境を考える伊藤園」という経営方針の一環として、茶殻を環境配慮型の工業製品などに有効活用する研究に取り組み、茶殻の抗菌・消臭効果を利用した製品(畳、せっこうボード、ベンチ、ボールペン、タイルなど)や紙原料削減につながる製品(名刺、紙ナプキン、封筒など)を開発するなど、独自のリサイクル技術「茶殻リサイクルシステム」を確立しています。茶殻を乾燥させることなく活用するこのシステムは、これまでに環境関連の複数の賞を受賞しています。一方、株式会社トーダンは、「くらしを豊かに、こころを豊かに」という会社理念をもと、「紙の使用量が少ない省資源カレンダーの企画展開」、「植林木を原料とした植林紙の採用」、「現像廃液の大幅な削減可能な“水なし印刷”の採用」など環境に配慮した事業展開を行っています。

今回、当社の「茶殻リサイクルシステム」のコンセプトである「お茶をお客様の身近な製品へ活用する」、2社の「地球環境に配慮した製品づくり」、「未利用素材の有効活用」という考え方が合致し、「茶殻入りエコ・カレンダー」の開発に至りました。なお、2013年6月26日(水)~28日(金)に東京ビッグサイトで行われる「第24回 国際 文具・紙製品展 ISOT 2013」の株式会社トーダンのブースにおいて、2014年版カレンダー「北斎カレンダー」を展示する予定です。

当社は、今後ともこのような身近な茶配合製品の研究開発に積極的に取り組み、普及させることで、社会において「茶殻=有用資源」という意識付けに役立てたいと考えています。

2014年版 茶殻入りエコ・カレンダー「北斎カレンダー」の仕様

 

壁掛けタイプ

卓上タイプ

サイズ
茶殻紙使用枚数

B/6切 (T531mm × W242mm)
6枚

156mm×180mm(リング含む)
15枚

絵柄

浮世絵師・葛飾北斎の絵を現代風にデザインした絵柄

特徴

お茶の香り、抗菌・消臭効果

製本の方法

紙製本
金具を使用しない紙製本

リング製本(ツインリング製本)
1年間の記録が残せるように各ページを切り捨てることなく、保存できる製本方法

希望小売価格(税別)

1,000円/1部

1,000円/1部

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