〜さらなるおいしさを求め『お〜いお茶』〜 伊藤園の発明は、次々と新しい常識を生み出しました。

其の四:さらなる飛躍を目指し、商品名を『お〜いお茶』へ。

お客様からの電話と、学生への意識調査がきっかけに

「缶入り煎茶」の発売後、取扱い店舗は拡大していきますが、「読み方がわからない」「まえ茶?」「ぜん茶?」というお問い合わせが相次いでいました。そこで学生に意識調査をおこなったところ「煎茶」という呼び名は浸透しておらず、伊藤園と若い消費者の「日本茶」の呼び方に対する認識の違いが浮き彫りになったのです。調査結果では「緑茶」が唯一、耳慣れた言葉でしたが「緑茶はタダで飲めるもの」という抵抗感も。日常的に親しみのある、家庭的な飲料としてのネーミングが必要だったのです。

テレビCMの影響もあり、知名度はさらに高まる

『お〜いお茶』という言葉は元来、伊藤園の茶葉(リーフ)商品のテレビCMで1970年代から使ってきたフレーズです。俳優・島田正吾さん(故人)がおっとりした口調で呼びかけるCMは、認知度も高く、言葉の響きもやんわりとして、伝えたいイメージに適していると考え、商品名を『缶入り煎茶』から『お〜いお茶』へ変更。また、古来より竹を水筒に用いていた感覚を取り入れ、容器全体を竹柄のデザインとしました。

其の五:世界初「ペットボトル入り緑茶飲料」の誕生。

“素材のまま”にこだわった独自技術【ナチュラル・クリアー製法】

ペットボトルが今後の飲料容器の主力になると洞察し、 「お〜いお茶」のペットボトルでの商品化を検討します。 開発の課題になったのは『オリ』の発生です。 『オリ』とは緑茶抽出後2~3日で緑茶に含まれる成分が 粒状の浮遊物として大量に発生し、沈殿する現象のことです。 身体に害はないのですが、透明なペットボトルでは見栄えが悪く、風味も損なわれます。 そこで 伊藤園はおいしさを損なわず、『オリ』を除去する方法を研究し、 「ナチュラル・クリアー製法」を開発します。 天然の目の細かい「茶こし(マイクロフィルター)」を使用することで、 緑茶本来の香りと味わいをそのままに、 透き通ったお茶の色を引き出すことに成功しました。 この『ナチュラル・クリアー製法』は、1996年に特許を取得しました。

其の六:業界の定説を覆した「ホット用ペットボトル」の開発。

茶葉製品は秋から冬にかけて需要が高まります。 伊藤園は飲料の主要容器として広がったペットボトルでも、 寒い時期を中心に温かいお茶を提供できないかと考え、 次の挑戦として「ホット用ペットボトル」の開発を始めます。
しかし、樹脂で作られるペットボトルは、 缶と比較して緑茶の大敵である酸素を通しやすい素材です。 さらに加温することで、品質劣化が進みます。 そこで 伊藤園は、酸素を通しにくいペットボトルで 酸素による品質劣化を防ぐことに成功し、2000年に業界に先駆けて 「ホット専用ペットボトル緑茶飲料」を発売しました。
あたたかい「お〜いお茶」はホット専用のお茶の葉と入れ方で、お届けしています。 お茶は温めたときにこそ、香りや味わいの本質が問われます。
お茶の葉が違う。入れ方が違う。
同じ「お〜いお茶」でもホット専用のこだわりが詰まっています。

おいしさを逃がさないホット専用のペットボトル

見ためではわかりませんが、ホット専用「お〜いお茶」のペットボトルは酸素をブロックする素材など 複数の素材を重ねて作られています。専用のボトルが、おいしさを酸素から守っています。

其の七:「新茶だけ」を使用した ペットボトル飲料誕生。

新茶の旬のおいしさを、旬の時期に提供するために

2001年4月30日、当年産の新茶だけを使用したペットボトル飲料『お〜いお茶 新茶』が誕生。季節の風物詩といえる新茶の旬のおいしさを、旬の時期にペットボトル飲料で味わえる…という贅沢を可能にしたのは、伊藤園独自の2つの取り組みでした。

① スケールメリットを最大限に活かした仕入れ体制

緑茶の味わいは素材の良し悪しに大きく左右されます。創業以来、直接仕入れ方式を採用してきた伊藤園は、生産農家 一軒一軒と交渉し、地道に仕入れる事で良質な茶葉を安定的に確保してきました。こうした長年にわたる茶産地との信頼関係と、国内緑茶生産量の約2割を取扱うスケールメリットを活かすことで、いち早い良質な新茶原料の大量仕入れを可能としました。

② 従来の常識を覆すスピードで、摘採から製造・発売へ

新茶の鮮度を保つためには、何よりスピードが命です。摘採した茶葉を即時に仕上げ、厳密な品質管理を経て、スピーディに飲料工場で製造できるのは伊藤園ならではの強み。旬のおいしさをそのまま味わえる秘訣は、ここにあります。

其の八:緑茶カテキンをたっぷり含んだ「お〜いお茶 濃い味」を発売

健康志向の高まりともに、注目が高まる緑茶カテキン

お客様の健康志向が高まる中、緑茶カテキンが注目されるとともに、しっかりとした渋みのある緑茶飲料を飲みたい…という嗜好も強まっていました。そこで緑茶健康カテキン400mgを含有した「お~いお茶 濃い味」が2004年に発売。「渋みのきいた濃いめの味わい」というこれまでにない新しい緑茶飲料のおいしさを提案した「お~いお茶 濃い味」はお客様に高いご支持をいただき"濃い"ブームの火付け役となりました。

其の九:「おいしさ」を追求するために茶畑から

緑茶飲料のパイオニアとしてさらに「おいしさ」を追求するため、伊藤園では2001年より飲料に最適な茶葉づくりに取り組む茶産地育成事業に取り組んでいます。茶産地育成事業とは、行政や地元の茶農家の方たちと協力して遊休農地などを活用した大規模茶園を造成する「新産地事業」と、個々の茶農家に栽培指導や情報提供を行い緑茶製品に使用する茶葉を生産していただく「契約栽培」のことです。長い年月を経て、2013年ついに、丹念に育てられた香りと旨み豊かな契約茶園の一番摘み緑茶を100%使用した「お~いお茶 ぞっこん」を発売することができました。

其の十:世界のティーカンパニーへ

欧米では肥満などの要因から、和食や緑茶の健康性が注目されています。 は和食文化の担い手として「自然」、「健康」、「安全」、 「おいしい」、「良いデザイン」を製品開発コンセプトとして日本だけではなく世界にも「お~いお茶」をお届けしています。

世界のティーカンパニーへ

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