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ほけんの窓口レディース(2021)

前週まで2週連続2位と好調を維持したまま臨んだ大会初日、6バーディー1ボギーの5アンダー、首位と1打差の3位と好スタートを切った。その日トップに立ったのは、6アンダーで回った有村智恵と吉田優利。

2日目は定刻通りにスタートしていったが、10時過ぎに雷雲の接近により一時競技が中断され、そのまま12時半頃、天候の回復が見込まれないとの理由でサスペンデッドとなった。
競技は36ホールに短縮される。しかし、最終組がスタートする直前の中断であり、翌日はいつものように1番からティオフできるのは幸いだった。

最終日、12番ホールでこの日3つ目のバーディーを奪いトップに立つ。しかし17番ホールでティショットを右の林に打ち込み、セカンドでグリーンを捉えられず、痛恨のボギー。同組の吉田、1組前のささきと3人が-8でトップに並んだ。その後、1組前で回るささきが18番で先にバーディーを奪い、9アンダーでホールアウトする。

最終の18番ロングホールで2オンを狙ったショットはフォローに乗り、グリーンオーバーして奥のバンカーに入る。バンカーショットはピンをオーバーし、5mのバーディーパットを残す。その時、ささきが-9でフィニッシュしたことを知った。
入れなければ3週連続の2位が頭をよぎる中、しっかりバーディーパットを沈め、何度も拳を振って喜びをあらわにした。

ささきとのプレーオフは18番ホールの繰り返しだが、1回目はともにパー、2回目はともにバーディーとした。ここでも先にタップインでバーディーとしたささきに対し、2mのバーディーパットをしっかり決め、3回目に進む。

3回目のティショットはナイスショットとなり、セカンドは5番ウッドでグリーン手前でいいと思い打った。それが、手前に切り直したカップの ピンハイ4mにつけるスーパーショットとなった。イーグルは惜しくも逃すが、楽々とバーディーとし、先にバーディーパットを外したささきを振り切り、逆転優勝を飾った。

インタビュー
Q.優勝おめでとうございます。優勝から数日経った今のお気持ちは?
たくさんの方からお祝いのメッセージをいただき、とても嬉しかったです! 実家でしっかり疲れをとったので、また引き続き気を引き締めて試合に臨む気持ちでいます。
Q.2日目の競技が中止になったときはどう思いましたか?
初日でいい位置に付けていたので、「明日、頑張れば...」って気合を入れていました。 一方、先週は前半から飛ばしすぎて後半失速していたので、後半に伸ばす気持ちでいました。同伴者といい感じで競っていたのも良かったです。
Q.3ホールに及ぶプレーオフではどんな気持ちで戦っていましたか?
ロングホールですし、バーディーを取らないと負けてしまう、という気持ちで臨みました。 特に2回目では先にバーディーを取られ、自分もバーディーを取り返さないといけない状況で、しっかりパッティングを決めることができました。 3回目では攻めの気持ちで打ったセカンドショットが運もあり、とても良い場所に乗ってくれました。攻めの気持ちが勝因につながったと思います。
Q.今シーズンの目標をお聞かせください。
2021年開幕からのパッティングの不安からすると、こんなに早い時期に優勝できるとは思いませんでした。 まだまだ試合が続きますので、もう1勝とは言わず、できるだけ最善を尽くして頑張っていこうと思います。
Q.ファンの方々にメッセージをお願いします。
いつも応援していただきありがとうございます。この結果に満足することなく精いっぱい頑張りますので、これからもよろしくお願いします。
最終日

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