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第32回 伊藤園レディスゴルフトーナメント

戸張捷ゼネラルプロデューサーのラウンド解説


Final Round

伊藤園レディスゴルフトーナメントゼネラルプロデューサー戸張捷氏

 結果的には、今季、絶好調の賞金ランキング1位のイボミと、3位の笠りつ子のプレーオフとなりました。最終18番ホールは、毎年の池際の厳しいピンポジション。ドローボールヒッターには、とても有利ではあったが、1打差で追いかけていた笠りつ子にとっては、果敢にピンを攻めるためには、とても勇気が必要だったと思うし、気持ちのリセットが重要な場面でした。9Iで放ったセカンドショットは、見事にピン右手前につけ、バーディを決め、プレーオフへと優勝の望みをつなげました。彼女のプレーは素晴らしいと感じることができ、ゴルフの究極のショットと言っても過言ではないでしょう。あの場面で逃げない姿勢が重要で、その結果、見事なバーディを生みました。一方のイボミは安全にパーをセーブしてプレーオフに突入しました。
 プレーオフ1ホール目は、54ホール目と同じ池際の厳しいピンポジションです。両選手は、果敢にピンを攻めていきますが、ともにパーとし、2ホール目はピンポジションをグリーン右サイドへ変更しました。デープ16、右8ヤード。比較的に平らなエリアで、フェードボールヒッターには有利な箇所へ移動しました。テレビ中継で解説をしていた塩谷さんや、ラウンドレポートの村口さん、私も感じましたが、セカンドショットを先にどこへ打つのかが、キーとなったように思います。笠りつ子が、先に打ってピンの右奥5メールにつけ、その後、イボミがセカンドショットを打って笠りつ子とは反対の左手前につけました。笠りつ子のバーディパットもラインとしては、下りストレート。少し打ち切れなかったのか、最後にほんの少し右に外れてパーとして、その後イボミがなんなくバーディとして、第32代目の伊藤園レディスの優勝者が誕生しました。彼女は2年連続であり、伊藤園レディス3回目の優勝です。また、日本ツアー通算20勝目の節目の優勝となりました。
 彼女は表彰式で少し涙ぐむ場面もありましたが、とてもうれしそうにスピーチをしていたのが印象的でした。現在の女子ツアーのなかでは、データが証明する様に彼女がひとつ抜き出ている感じで、見事な優勝でした。グレートアイランド倶楽部も大好きなコースと言ってましたので、来年も素晴らしいプレーを見せてくれることでしょう。
 また、トーナメントでは、入場券他を全額チャリティしておりますが、速報値でチャリティ合計が8,529,634円となりました。同金額は地元の長南町をはじめ、千葉県などに寄付をする予定です。また、大会を支えてくれたボランティアの伊藤園グリーンクラブは、延べ1,090名の方に参加していただきました。長南町の中学校の生徒をはじめ、本当に多くの方にお手伝いをいただき感謝しております。
 無事に今年も第32回伊藤園レディスも終了しました。来年もお楽しみください。

2016.11.13


2nd Round

本日は、中断していた1stラウンドの残りと、2ndラウンドも無事に終了しました。
明日の見どころとしては、連日お伝えしているとは思いますが、なんと言っても賞金シード争いです。 賞金ランキング48位の茂木宏美、同49位の香妻琴乃は、残念ですが予選落ちをしました。一方で、同ランキング50位の金田久美子は、-5の7位タイと大健闘です。明日以降の活躍では、大きく賞金ランキングを上げシード確定が見えてきます。また、51位の藤田光里は-1の36位タイ、同52位の藤本麻子、同53位の一ノ瀬優希がともに-3の20位タイ、同ランキング54位の東浩子は+1の50位タイで予選を通過しました。予選を通過したシード権を争う各選手は、明日は少しでも上位へ浮上したいところです。賞金ランキングのデータなどをお手元にトーナメントを楽しんで頂くことも観戦のひとつです。
※1 http://www.lpga.or.jp/stats/money/2016

また、賞金女王争いも注目です。イボミ、笠りつ子は共に-7で2位タイです。トップの-10、武尾咲希とは3打差と十分逆転が可能な好位置です。笠りつ子にとっては逆転賞金女王の望みをつなげたいところです。

そして、奇跡のシード権を獲得できるか?トーナメントリーダーの武尾咲希にも注目したいです。彼女の出場資格はクォリファイングトーナメント(QT)ランキング9位の資格で今年ツアーに参戦しておりますが、これまでは厳しい戦いが続いていました。現在の賞金ランキングも65位とシード権内に滑りこめるか?奇跡のシード権獲得になるか、もしかすると、優勝しニューヒロインの誕生か、大きな見どころです。


※1 LPGA賞金ランキング

2016.11.12

1st Round

明日の見どころをご紹介しましょう。
 今日は、降雨のためスタートが2時間30分遅れとなりました。その結果、日没を迎え17組(OUTスタート8組、INスタート9組)がホールアウトできずに中断(サスペンデッド)となり、業界用語しては、「積み残し」と言いますが、明朝、7時15分から競技を再開することになりました。
 ホールアウトできず、明朝再開する選手たちは、とても大変です。各選手は自分のスタートの前に食事をし、ストレッチ、練習など約2〜3時間程度の時間が必要です。よって、4時過ぎには起床して体調を整え、準備をしなければなりません。
 そして、7時15分に競技が再開した30分後の7時45分には、本日既にホールアウトした選手が、2ndラウンドをスタートしていきます。通常ですと、組み合わせを成績順に組み換えをしますが、明日は組み換えをせずに、本日の組み合わせでスタートします。よってテレビ中継としては、どこからいい成績の選手が出てくるか、大変難しい放送になりそうです。
 現在の暫定の成績ですが、大山志保とテレサ・ルーが4アンダーでトップとなっています。しかしながら、再開後にスコアを伸ばしてくる選手もいますし、2ndラウンドでどのように上位が入れ替わるか大変楽しみです。
 ディフェンディングチャンピオンはイボミです。賞金ランキング1位ですが、同2位の申ジエ、同3位の笠りつ子の3人で2ndラウンドも一緒にラウンドです。イボミが賞金女王2連覇なるか、それとも日本人トップの笠りつ子が巻き返すかも見どころです。
 朝からの降雨で18番のフェアウェイは川の様に水が流れてましたが、雨がやむとみるみるうちに水はけが良くなって、コースコンディションも回復しました。グリーンもスティンプ11フィートとなり、秋のトーナメントとしては、素晴らしいコンディションです。最高の舞台となったグレートアイランド倶楽部をお楽しみください。

2016.11.11

スタートに向けて 〜今大会の見どころ〜

 今年で32回目を迎える伊藤園レディス。明日、金曜日にいよいよ幕を開けます。今回、話題を集めているのは、17歳の畑岡奈紗でしょう。11歳でゴルフを始めて6年目。今年のメジャー、日本女子オープンでの史上初のアマチュアで優勝を果たした彼女は、10月にプロ転向を表明。現在、アメリカのクォリファイングトーナメントを受験している最中、セカンドステージを無事に通過し12月の最終ステージに行く予定ですが、その間に、今週の伊藤園レディスがプロとして初めてのトーナメント出場となりました。大変注目を集めています。その日本女子オープンのチャンピオン畑岡は、今年の 日本女子プロゴルフ選手権でメジャー2勝目をあげた鈴木愛と同じペアリングとなり、メジャーチャンピオンが激突します。そして、今年初優勝を富士通レディースであげ、新しいスターの仲間入りをした松森彩夏も同組という注目度の高いペアリングです。
 ディフェンディングチャンピオンで、賞金ランキング現在1位のイボミと、2位の申ジエ、3位の笠りつ子が同じ組でまわります。伊藤園レディスは賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円の高額賞金のトーナメントです。十分逆転が可能な、残り3試合(伊藤園、エリエール、リコーカップ)のなかで、誰が賞金女王になるか?イボミの2年連続賞金女王か、申ジエが初の日米韓賞金女王になるか、笠りつ子が3年ぶりの日本人女王になるのか、賞金女王のゆくえも大変楽しみなところです。
 そのほかに、今年どうしても惜しいところで優勝を逃していますが、たいへん頑張っている堀琴音。先週の日米共催TOTOクラシックでも、唯一日本人選手最高位の3位タイと大健闘していました。テレサルーと全美貞と同組でまわりますが彼女の上位争いが期待できます。
 また、賞金シード争いも注目です。賞金ランキング50位までの選手が来年のシード権を獲得しますが、最終戦のLPGAツアーチャンピオンシップ リコーカップは上位の選手しか出場できませんので、実質今週の伊藤園レディスと、来週のエリエールの2試合しか残されていません。48位 茂木宏美、49位 香妻琴乃、50位 金田久美子、51位 藤田光里、52位 藤本麻子(歴代チャンピオン)もこれからどうなるか予測がつかない状況ですが、少しでも上位争いをし、50位以内に入らないと運命が決まります。大変大きな影響をあたえるでしょう。そう視点も見どころのひとつです。

2016.11.10