
急須でいれる飲み方や、ペットボトルで飲むスタイルを問わず、緑茶飲料を楽しむ人たちが増えてきた一方で、原料である日本の茶葉生産量は、9万t前後とほぼ変化がありません。
日本の茶葉生産量の約1/4もの茶葉を取り扱う「お茶の伊藤園」として、自然相手の農作業であるお茶づくりに独自の取り組みをしております。
伊藤園は商社などの社外に頼らない直接仕入れにこだわってきました。社員自らが畑に足を運んで茶葉の品質を見極め、また、契約農家の方々と協力しあって鹿児島県、長崎県、宮崎県など全国の茶どころにて茶栽培を行っています。
さらに伊藤園は、お茶の樹を植えて「お〜いお茶」のための茶畑をつくる「茶産地育成事業」を2001年から宮崎県都城地区で行っています。2006年春からこの地で本格的に新茶の摘み採りも始まりました。
お茶の樹は植えてから収穫できるまで5年前後かかるため急には増やせないうえに、高齢化が進む茶農家の数も減少傾向にあります。
そうした状況の中、この取り組みを大分県のエリアにも拡大。現在では、合計約200ヘクタールの茶畑に約400万本のお茶の樹が植えられています。
茶樹は常緑樹で長期間農地を活用できる永年作物です。その成長過程では地球温暖化の原因とされるCO2を、茶樹1株あたり約5kg(換算値)吸収(固定)することもわかってきました。
一般的に1ha(10,000m2)あたり18,500株の茶樹が植えられることから、1haの茶園で92tのCO2を吸収(固定)すると言えます。
2008年、この一連の取り組みが、環境負荷の低減に配慮した製品・サービスを表彰する制度「第5回エコプロダクツ大賞(エコサービス部門)農林水産大臣賞」を受賞いたしました。
将来の目標は合計1,000ha。「お茶の伊藤園」ならではのこの取り組みを続け、もっとおいしくもっと品質の高い「お〜いお茶」をいつまでもご提供してまいります。














