お〜いお茶新俳句大賞 > 第二十二回 > 佳作特別賞 その3
第二十二回 お〜いお茶新俳句大賞
春風や字幕のように並ぶ靴 |
岡山県 |
小橋 辰矢 |
34歳 |
|---|---|---|---|
バス停のダイヤ改正地虫出づ |
広島県 |
村田 武士 |
34歳 |
若芽踏むちいさき素足の健やかさ |
福岡県 |
赤城 綾 |
34歳 |
北風も走れば君の追い風に |
福岡県 |
庄島 香那 |
34歳 |
これからの心ぶつける日記買う |
熊本県 |
西川 ひとみ |
34歳 |
星空を集めて光れ夜光虫 |
青森県 |
二本柳 綾子 |
35歳 |
岩陰に隠れた蟹と根競べ |
茨城県 |
二川 権寿 |
35歳 |
ふり向ける分だけにしてかたつむり |
茨城県 |
藤田 映子 |
35歳 |
左手の指輪に妻が住んでいる |
埼玉県 |
河野 秀夫 |
35歳 |
朝もやの大地に溶け込む小鳥たち |
埼玉県 |
下境 孝 |
35歳 |
母恋し桃のつぼみの待つやうに |
埼玉県 |
比留間 陽子 |
35歳 |
やぶ椿鳥逆しまに遊びけり |
埼玉県 |
米山 陽隆 |
35歳 |
星空に寒さ忘るる一人かな |
千葉県 |
中村 朝香 |
35歳 |
梅雨入りが間近と知りて焦る朝 |
千葉県 |
松島 純子 |
35歳 |
恋終わりレタスの苦味ちょうど良い |
千葉県 |
大和田 百合子 |
35歳 |
師も我もただの人なり雪見風呂 |
東京都 |
長谷川 悌子 |
35歳 |
会話なしそれでも夕飯作るべし |
東京都 |
鈴木 和美 |
35歳 |
新雪に小さな足跡夢多き |
東京都 |
内藤 陽子 |
35歳 |
秋雨の糸を手繰って帰途に就く |
東京都 |
江口 剛 |
35歳 |
初恋はすぐ書けなくなるボールペン |
東京都 |
片山 加奈子 |
35歳 |
澄む空に凧一点の鳥となる |
東京都 |
一瀬 達也 |
35歳 |
スイカの日笑顔も種もはじけたり |
神奈川県 |
矢吹 朋子 |
35歳 |
雨だれのピアニッシモを子と拾う |
長野県 |
澤木 明美 |
35歳 |
青空へさあと飛び出す夏帽子 |
長野県 |
上條 節子 |
35歳 |
受話器から漏れてきそうな白い息 |
静岡県 |
吉村 祐美子 |
35歳 |
春日ややかんもぴいっとするあくび |
愛知県 |
玉澤 昌子 |
35歳 |
もう一度脚組み替えて君を待つ |
愛知県 |
竹内 佐永子 |
35歳 |
野良猫が庭の日向をひとりじめ |
滋賀県 |
堀 久美 |
35歳 |
一切れのそよぐ心がよもぎ餅 |
京都府 |
金 栄珉 |
35歳 |
Tシャツに着替え自分を取り戻す |
大阪府 |
山上 秋恵 |
35歳 |
四弦の向こうに見える冬銀河 |
兵庫県 |
松尾 裕子 |
35歳 |
かじかむ手つないで帰る終業式 |
和歌山県 |
渡辺 央 |
35歳 |
青春のふと香り立つアスファルト |
大分県 |
家近 竜太郎 |
35歳 |
靴底は日なたのにおい風を切る |
宮崎県 |
沢村 美由紀 |
35歳 |
春雪の中を笑顔のランドセル |
鹿児島県 |
神園 奈々 |
35歳 |
新米の輝き父の汗に見え |
北海道 |
菊地 美佳 |
36歳 |
クレソンや恋を許してくれますか |
北海道 |
黒田 美貴 |
36歳 |
寒風にひびきし寺の時の鐘 |
茨城県 |
染谷 由之 |
36歳 |
Uターン祖母を離さぬ小さな手 |
茨城県 |
山田 嘉隆 |
36歳 |
いち早く春の訪れ知らす鼻 |
埼玉県 |
安田 正子 |
36歳 |
歌舞伎座のさよなら公演春の雪 |
埼玉県 |
大塚 雅彦 |
36歳 |
しゃぼん玉光の中の子供たち |
埼玉県 |
今野 徹 |
36歳 |
万緑や新進画家の指の腹 |
東京都 |
佐藤 彩 |
36歳 |
年賀状写真の顔が一人増え |
東京都 |
酒井 千代子 |
36歳 |
大掃除机の中の小宇宙 |
東京都 |
大島 大 |
36歳 |
タンポポのような帽子とランドセル |
東京都 |
飯田 正昭 |
36歳 |
冬木立源氏香図のやうな影 |
東京都 |
小川 値賀子 |
36歳 |
鶯が届けてくれた恋文か |
神奈川県 |
小松 敏江 |
36歳 |
キンモクセイしあわせ感じる季節です |
神奈川県 |
山田 真左子 |
36歳 |
さよならの君の吐息が雪になる |
神奈川県 |
藤沢 美由紀 |
36歳 |
猫の後つけて見付ける風の道 |
石川県 |
松栄 昌江 |
36歳 |
温もりを求めて子猫藁の上 |
長野県 |
中田 博美 |
36歳 |
お揃いの鼻緒が赤い夏祭り |
静岡県 |
須山 ゆか |
36歳 |
くせ文字がどんどん傾くいわし雲 |
大阪府 |
井上 千恵 |
36歳 |
ぞうダチョウ名付けて芋を並べる児 |
広島県 |
今村 妃佐 |
36歳 |
彩りのない机一つみかん置く |
愛媛県 |
渡部 香世 |
36歳 |
羊たちまぶたの裏に集う春 |
熊本県 |
西山 美和 |
36歳 |
雨音に癒しを求め眠る夜 |
北海道 |
鈴木 圭子 |
37歳 |
汽笛なりカメラ持つ手に汗握り |
宮城県 |
高橋 藤江 |
37歳 |
踏み締める落ち葉が歌う散歩道 |
山形県 |
斎藤 美和 |
37歳 |
雪だるまあと少しだけ見ていよう |
栃木県 |
鍵本 照美 |
37歳 |
子育ては少女の私に出会う旅 |
埼玉県 |
津久井 理恵子 |
37歳 |
反抗期見上げる瞳に新芽在り |
千葉県 |
鶴岡 祥子 |
37歳 |
シャボン玉少し大きく明日を吹く |
千葉県 |
大澤 卓 |
37歳 |
観覧車ふたりの戻る舟となり |
東京都 |
太田 登洋 |
37歳 |
新年の火の子賑わい氏子神 |
東京都 |
米盛 克恵 |
37歳 |
「落ち着くよ」息子がくれたラベンダー |
東京都 |
建藤 貴子 |
37歳 |
足跡を蓮華畑に風の旅 |
東京都 |
本田 直人 |
37歳 |
君の吐く息の小ささ冬に知る |
神奈川県 |
大塚 さくら |
37歳 |
通勤の電車が混みだし夏終わる |
神奈川県 |
井幡 光詞 |
37歳 |
水平線冬の定規の美しさ |
神奈川県 |
須田 恵子 |
37歳 |
金木犀ここにあるぞと香を放つ |
神奈川県 |
喜多村 陽子 |
37歳 |
日課とは富士の山並み観察記 |
神奈川県 |
野島 律子 |
37歳 |
片えくぼ雪の国から駆けて来る |
新潟県 |
森岡 聰美 |
37歳 |
運動会あんパンがぶりシャッターチャンス |
山梨県 |
高橋 牧子 |
37歳 |
腕まくりして初夏をつかみけり |
愛知県 |
伊藤 麻希子 |
37歳 |
春時計みんなを少し大人にし |
愛知県 |
山田 美智 |
37歳 |
雪うさぎ笑顔になれば春近し |
滋賀県 |
八木 貴子 |
37歳 |
ほつほつと踊るやかんの温かさ |
大阪府 |
佐藤 あゆみ |
37歳 |
そんなにも急かさないでよ散る桜 |
山口県 |
入江 陽子 |
37歳 |
傷付かぬふりだけ得意花水木 |
徳島県 |
安藝 達也 |
37歳 |
子を持って父の目立たぬ愛を知る |
香川県 |
寅田 典子 |
37歳 |
かしわ餅赤子はちさきこぶしもつ |
愛媛県 |
清水 孝一 |
37歳 |
葉桜や光あつめる小さな手 |
福岡県 |
川人 佐織 |
37歳 |
桜ばな写すふりして君を撮る |
福島県 |
澤邊 裕栄子 |
38歳 |
暖冬で動植物も寝ぼけてる |
茨城県 |
鈴木 由紀子 |
38歳 |
いくたびも桜を好きになりにけり |
栃木県 |
山市 雅美 |
38歳 |
あくびさえのびしろ多く春となり |
埼玉県 |
木村 幸代 |
38歳 |
城跡のお堀に浮かぶ秋の空 |
埼玉県 |
大和田 豊 |
38歳 |
蝉しぐれ通過列車はまぼろしか |
東京都 |
田村 嘉章 |
38歳 |
たんぽぽに乗って知らない土地に行く |
東京都 |
須川 善史 |
38歳 |
よちよちがトコトコになり春来たり |
東京都 |
中橋 祐子 |
38歳 |
雪の晩昭和歌謡で温まる |
神奈川県 |
下嶋 恵樹 |
38歳 |
ひまわりを好きという子が好きでした |
長野県 |
小島 和彦 |
38歳 |
ひとひらの雪くちづけて冬の味 |
長野県 |
市川 久美子 |
38歳 |
夕暮れの土手を歩くと赤とんぼ |
京都府 |
北井 秀明 |
38歳 |
眼差しは隠せぬ心伊達マスク |
京都府 |
前辻 由佳 |
38歳 |
青深き空のえくぼよ昼の月 |
京都府 |
栗林 美保子 |
38歳 |
桜咲け君の未来は君の手で |
大阪府 |
田中 恵津子 |
38歳 |
渋柿の膝つきあわせ皮をむく |
兵庫県 |
是永 康子 |
38歳 |
そよ風が春の空気の道標 |
兵庫県 |
中木村 佳子 |
38歳 |
異国の地月の兎に癒される |
岡山県 |
小西 華江 |
38歳 |
天空に魚群のごとしアキアカネ |
岡山県 |
田中 久美子 |
38歳 |
おみやげのにぎりこぶしのなかの秋 |
広島県 |
松井 加代子 |
38歳 |
こんもりと日だまりにあり祖母の家 |
福岡県 |
鍛治 尚子 |
38歳 |
卒寿過ぐ祖母の手縫いの衣温し |
青森県 |
古舘 美香子 |
39歳 |
肩車揺れてる父の花見酒 |
秋田県 |
遠藤 隆幸 |
39歳 |
涼風の生まれた場所は青紫陽花 |
茨城県 |
中嶋 貴子 |
39歳 |
うれしいな洗ったような弁当箱 |
茨城県 |
小林 静江 |
39歳 |
冬空に鳴るすべもない時の鐘 |
埼玉県 |
高畑 祐子 |
39歳 |
春嵐負けじと坂道ペダルこぐ |
千葉県 |
小川 宏達 |
39歳 |
春の夜眠りに誘うは子の寝息 |
千葉県 |
加藤 昭子 |
39歳 |
車窓より青田続きて実家なる |
東京都 |
|
39歳 |
雪深し桜のつぼみ夢の中 |
神奈川県 |
小黒 正樹 |
39歳 |
傘かして恋ぞ始まる夏夕立 |
神奈川県 |
田口 和則 |
39歳 |
どんぐりを拾う子どもが背くらべ |
神奈川県 |
伊藤 範子 |
39歳 |
霜畳光り輝く決意の朝 |
石川県 |
内原 薫 |
39歳 |
頭の芯のきりりと軋む冬隣 |
山梨県 |
木村 由佳 |
39歳 |
昨日よりちょっぴりだけど今日が好き |
岐阜県 |
柳澤 功子 |
39歳 |
言い訳は聞くともなしに春の雪 |
静岡県 |
工藤 真一 |
39歳 |
木漏れ日の膝暖かな孫たちよ |
愛知県 |
福室 美奈子 |
39歳 |
差し込んだ光の中で蝶を追う |
愛知県 |
丹羽 祐子 |
39歳 |
紅葉を楽しむ前のお弁当 |
愛知県 |
清水 和美 |
39歳 |
葱汁に親の苦労の溶けてゐる |
京都府 |
杉森 大介 |
39歳 |
夏草や一塊のウソを斬る |
大阪府 |
山下 由加子 |
39歳 |
熱帯夜蒸し器の中にいるような |
大阪府 |
矢野 知子 |
39歳 |
山びこにすっとんきょうな子らの顔 |
大阪府 |
川谷 志 |
39歳 |
物干しに白いシャツゆれ母の日も |
奈良県 |
平林 靖 |
39歳 |
目借時ひょいと転がるコンタクト |
広島県 |
安冨 公剛 |
39歳 |
山里の軒の干し柿日に照りて |
愛媛県 |
大本 容子 |
39歳 |
鎮座する子等の力作雪だるま |
福岡県 |
西川 さやか |
39歳 |
長い影季節を計る定規かな |
大分県 |
里見 真紀 |
39歳 |
渋柿が甘くなるまで待つ母よ |
千葉県 |
橋本 睦 |
40歳 |
燕の子爪先立ちで風を待つ |
東京都 |
宮野 稔子 |
40歳 |
菜の花を眼下に見ながらガタンゴトン |
京都府 |
赤澤 雄一 |
40歳 |
この蝶についていこうか春だから |
和歌山県 |
西林 香菜 |
40歳 |
団栗の殻破り芽出す力なり |
岡山県 |
中桐 裕子 |
40歳 |
春風の尾っぽ見えたる列車かな |
福岡県 |
中村 朋美 |
40歳 |
冬至の夜流星の尾が風を切る |
北海道 |
野村 祐一 |
41歳 |
枯れ葉踏む誰が来たかを当ててみる |
千葉県 |
八本 公美 |
41歳 |
二人の手ポッケの中で冬ごもり |
石川県 |
前田 千文 |
41歳 |
幸せをかぞえて帰るつくしんぼ |
静岡県 |
村松 貴恵 |
41歳 |
あなたの手つねってみたり花曇 |
愛知県 |
更谷 千晶 |
41歳 |
山笑うパステル色のランドセル |
兵庫県 |
岡本 千寿 |
41歳 |
童歌飛行機雲を突き抜けて |
広島県 |
川本 満規 |
41歳 |
ハイヒール脱ぎてブランコ銀河まで |
長崎県 |
福島 洋子 |
41歳 |
冬の日に一直線の昼寝かな |
北海道 |
有馬 未央 |
42歳 |
ポケットに傷林檎ある夜汽車かな |
北海道 |
奥山 真由美 |
42歳 |
終発の長距離バスに夏が乗る |
茨城県 |
家田 聡 |
42歳 |
トンボ取り捕まえるたび見せに来る |
長野県 |
石澤 充 |
42歳 |
声変わりの児童アナウンス山笑ふ |
岐阜県 |
鷲津 誠次 |
42歳 |
新緑をぬけたら開く夢のドア |
静岡県 |
建穂 和美 |
42歳 |
松ぼくり井上靖文学碑 |
静岡県 |
土屋 裕重 |
42歳 |
昼休みトンボが飛ぶまで動けない |
京都府 |
藤本 和男 |
42歳 |
体育の日欠伸のついでストレッチ |
愛媛県 |
池田 周 |
42歳 |
カラーペン夢を描きて夏休み |
福岡県 |
松岡 尚子 |
42歳 |
舌を出す猿の明るさ風薫る |
青森県 |
中田 瑞穂 |
43歳 |
大和言葉静かに抱きて初燕 |
愛媛県 |
大野 泰司 |
43歳 |
シャツの背が気まぐれ旅の風はらむ |
愛媛県 |
松原 志乃 |
43歳 |
閑古鳥セールの日だけ巣で眠る |
神奈川県 |
鈴木 江緝 |
44歳 |
鉛筆を噛む癖秋の扇風機 |
静岡県 |
松下 陽子 |
44歳 |
朝市の支度へはやる息白く |
大阪府 |
水田 みゆき |
44歳 |
葉桜の風ペパーミントの味がする |
愛媛県 |
斉藤 のぞみ |
44歳 |
雀の子空の音符となりにけり |
福島県 |
佐藤 美弥子 |
45歳 |
旧暦に生きて二月の賀状かな |
群馬県 |
関 あゆみ |
45歳 |
喧嘩して天の岩戸の障子紙 |
長野県 |
熊谷 千夏 |
45歳 |
釣り人が去りて水面に跳ねる鮎 |
岐阜県 |
中島 由美子 |
45歳 |
青りんご小さな企みかくしてる |
大阪府 |
|
45歳 |
数学のノートのすみの秋桜 |
大阪府 |
奈良本 眞知 |
45歳 |
連れ添って幾度ため息行く秋や |
兵庫県 |
小山 健治 |
45歳 |
朝焼けに襟巻き踊る歩道橋 |
和歌山県 |
氏次 晶代 |
45歳 |
白日傘出逢ひし笑みのさりげなし |
愛媛県 |
紙崎 照明 |
45歳 |
そよ風が誘い誘われ恋をする |
福岡県 |
古賀 佐和子 |
45歳 |
自転車屋待合イスに扇風機 |
宮崎県 |
鬼塚 裕子 |
45歳 |
満月に届けとキリン立ち上がる |
東京都 |
楠田 伸彦 |
46歳 |
ブランコの揺れ衰えて夕日去る |
東京都 |
信原 聡 |
46歳 |
赤ちゃんはちっちゃなおおきな匂い袋 |
神奈川県 |
改発 利佳 |
46歳 |
黄落の中に大樹の立ちにけり |
静岡県 |
山本 昌信 |
46歳 |
子の汗にわが青春を重ねつつ |
静岡県 |
中嶋 美砂子 |
46歳 |
ぼくのため泣いてくれるの小紫陽花 |
静岡県 |
根本 富士子 |
46歳 |
春風と改札口をすり抜ける |
静岡県 |
南條 なほみ |
46歳 |
先生と呼ぶ子に支えられ十二月 |
京都府 |
瀧川 貴美 |
46歳 |
ニット帽野球小僧がおしゃれする |
広島県 |
大原 美代子 |
46歳 |
落ち葉掃き向こう三軒コンテスト |
福島県 |
丸山 明子 |
47歳 |
冬の道タップ踏むよな靴の音 |
東京都 |
三矢 敏 |
47歳 |
受験生祈りは白き言霊に |
東京都 |
吉川 文義 |
47歳 |
たんぽぽの絮を吹いてる補欠の子 |
神奈川県 |
酒井 裕子 |
47歳 |
飲み干したコーヒー缶に冬ひそむ |
長野県 |
佐藤 洋一 |
47歳 |
シャボン玉どの子の息も明るかり |
静岡県 |
掛井 広通 |
47歳 |
鳥発ちて見送る花のしずくかな |
三重県 |
原 いづみ |
47歳 |
切手貼る瞬間が好き暮の秋 |
兵庫県 |
安井 郁子 |
47歳 |
幼なにもつかまりさうな冬の蝶 |
奈良県 |
藤井 伊佐子 |
47歳 |
千年の松の孤独に雪が添う |
埼玉県 |
津村 みゆき |
48歳 |
親離れのびのび泳ぐめだかの子 |
東京都 |
笠原 美和子 |
48歳 |
大あくび見知らぬ人も口おさえ |
東京都 |
関口 晃成 |
48歳 |
靴下を重ねてロイヤルミルクティー |
東京都 |
阿部 留美 |
48歳 |
さぁ帰ろう冬の始発に単身者 |
神奈川県 |
木皿 俊貴 |
48歳 |
来た道を戻っていいのよででむしと |
神奈川県 |
船橋 則之 |
48歳 |
雪空に鳶のまぼろし青く映え |
新潟県 |
芳賀 和浩 |
48歳 |
名月が足音を聴く山の径 |
京都府 |
宮里 勝男 |
48歳 |
はだれ雪天使の吐息かもしれぬ |
山口県 |
内田 和子 |
48歳 |
おし鳥に恋愛ですかと問うてみる |
福岡県 |
森田 早苗 |
48歳 |
舞い降りるメールは蝶の羽音たて |
北海道 |
|
49歳 |
故郷は父の背中の広さ程 |
埼玉県 |
森 照子 |
49歳 |
カレンダー掛けて落ち着く大みそか |
大阪府 |
佐々木 伸子 |
49歳 |
大人でも悲しい時はブランコに乗る |
山口県 |
大和田 敦子 |
49歳 |
青春の怒りの影やいわし雲 |
愛媛県 |
石井 浩子 |
49歳 |
藪の中おまへはだれだと烏瓜 |
熊本県 |
沖村 巧 |
49歳 |
本閉じて想い出拾う夜長かな |
北海道 |
松尾 多聞 |
50歳 |
観覧車ボクと夕焼けだけを乗せ |
福島県 |
小原 俊子 |
50歳 |
初夏の風受けて華やぐ通学路 |
茨城県 |
蔵之内 利和 |
50歳 |
出来るならあの日に戻り蝶になれ |
埼玉県 |
飯塚 たま江 |
50歳 |
柿ひとつ残して街の影絵かな |
東京都 |
菊地 早苗 |
50歳 |
遊説を遠く聞きつつ雪下ろし |
愛知県 |
伊藤 真由美 |
50歳 |
待ち受けのいきなり秋になりにけり |
三重県 |
大橋 勇司 |
50歳 |
黒猫とゆずりあう夕立の辻 |
福岡県 |
柿本 一夫 |
50歳 |
新築す朝焼までもついていし |
佐賀県 |
古賀 誠史 |
50歳 |
鳳仙花負けず嫌いは母ゆずり |
群馬県 |
中島 幸子 |
51歳 |
ローカル線ひと駅上がれば違う秋 |
千葉県 |
中島 伸也 |
51歳 |
静寂に木の葉時雨が音を重ね |
岐阜県 |
中島 一弘 |
51歳 |
三日月は夢見る大人のすべり台 |
大阪府 |
藤田 晴美 |
51歳 |
落ち葉にも行きたいところあるような |
福岡県 |
船橋 留美子 |
51歳 |
同窓会アナログのままの君がいて |
福岡県 |
柳本 昭子 |
51歳 |
鴨の数毎日数えて通勤路 |
福岡県 |
利光 享子 |
51歳 |
空ばかり見て一生の霜柱 |
宮城県 |
武田 悟 |
52歳 |
洗濯をやたら急かせて春に入る |
埼玉県 |
伊藤 みや子 |
52歳 |
駆ける風野に咲く花が乱舞する |
千葉県 |
三石 康雄 |
52歳 |
月見草子供の君を覚えてる |
千葉県 |
三山 義輝 |
52歳 |
雑踏や今日二の酉と誰か言ふ |
東京都 |
此花 悠 |
52歳 |
皹の物言いたげに裂けており |
東京都 |
土生 洋子 |
52歳 |
三坪の畑に宇宙を覗き見る |
愛知県 |
渡辺 英雄 |
52歳 |
猫の背の曲がり具合で暖を入れる |
三重県 |
福永 純代 |
52歳 |
虎落笛ひとり身を置く男下駄 |
佐賀県 |
吉村 金一 |
52歳 |
はっけよいみんな笑顔に赤力士 |
長崎県 |
藤原 隆 |
52歳 |
秋風にルネッサンスの香りする |
鹿児島県 |
田代 裕一郎 |
52歳 |
この雪もやがては旅の一里塚 |
北海道 |
工藤 光吉 |
53歳 |
寝転びて芝生の甘き草いきれ |
埼玉県 |
清水 智 |
53歳 |
指先に風をあつめて凧放つ |
東京都 |
中西 雅笙 |
53歳 |
収穫の手を遅らせる山紅葉 |
長野県 |
日台 正博 |
53歳 |
秋暑し隅まで赤き日本地図 |
三重県 |
大久保 伊都子 |
53歳 |
大根煮の形ともあれ褒められし |
山口県 |
松永 眞弓 |
53歳 |
日脚やや延びしと思ふ兎の目 |
愛媛県 |
菅 貴久代 |
53歳 |
ないしょ話しているか二月の雨よ |
愛媛県 |
小倉 末博 |
53歳 |
穴を出て蟻のままなる私かな |
北海道 |
安田 茂 |
54歳 |
少女らは踊りアネモネ揺れている |
神奈川県 |
根岸 研一 |
54歳 |
蛇衣を脱ぎていささかの後悔 |
愛媛県 |
大塚 めろ |
54歳 |
跳び箱を跳んで枯野に着地する |
長崎県 |
牧野 弘志 |
54歳 |
ゆうるりとお召しください春の風 |
北海道 |
増田 千香子 |
55歳 |
賀状より飛び出しそうな笑顔かな |
埼玉県 |
関口 美千代 |
55歳 |
彩雲の窓や来世といふリズム |
静岡県 |
田名瀬 新太郎 |
55歳 |
偏屈な兄出目金と仲が良い |
大阪府 |
中井 元彦 |
55歳 |
鬼は外訳あり鬼もいるだろう |
兵庫県 |
吉川 泰司 |
55歳 |
走ったら寒くないよと雲が言う |
兵庫県 |
岸野 孝彦 |
55歳 |
秋深しきっと阿修羅は左きき |
大分県 |
川野 智子 |
55歳 |
自転車の轍の跡に春一番 |
宮城県 |
山家 節 |
56歳 |
湯豆腐の小言静かに聞きにけり |
東京都 |
小倉 千恵美 |
56歳 |
還暦に何を編みましょ赤い糸 |
三重県 |
伊藤 文代 |
56歳 |
のり巻の端が大好き運動会 |
大阪府 |
太田 省三 |
56歳 |
ミニ穿いた裾をすくいて春一番 |
香川県 |
|
56歳 |
リコーダーの重なり遠く初音聞く |
愛媛県 |
池田 多津子 |
56歳 |
初雪の冷気まといて歩み出る |
北海道 |
中村 恵子 |
57歳 |
トランクに母の味詰め帰路につく |
群馬県 |
小野 光一 |
57歳 |
人もまた壊れゆくもの小鳥来る |
神奈川県 |
天野 信敏 |
57歳 |
三つ編みが本を読んでる無人駅 |
山梨県 |
入倉 文子 |
57歳 |
化学者の顔して妻は梅漬ける |
兵庫県 |
佐藤 直路 |
57歳 |
誰も居ぬ小さな駅に紋白蝶 |
和歌山県 |
谷 明美 |
57歳 |
睡蓮も風にめくれて宙を舞う |
岡山県 |
栁井 鉄生 |
57歳 |
水鳥のかくれんぼうを追いかける |
徳島県 |
北内 康文 |
57歳 |
初雪やもっとわたしのそばにいて |
香川県 |
野 |
57歳 |
作付けを語り合ひつつ畦焼けり |
高知県 |
中田 美砂子 |
57歳 |
日めくりの昨日をめくる春の昼 |
群馬県 |
種 久子 |
58歳 |
蝋梅の香ごと束ねて売られたり |
埼玉県 |
渡邉 照夫 |
58歳 |
日曜の午後のかたむく五月かな |
東京都 |
大西 敏雄 |
58歳 |
君送るホームに香る沈丁花 |
福井県 |
橋本 美重子 |
58歳 |
サングラス外して君の齢になる |
京都府 |
吉田 美鈴 |
58歳 |
時の日や母には母の時流る |
岡山県 |
吉田 千鶴子 |
58歳 |
春一番冬の八分を置いて行く |
長崎県 |
吉本 喜代子 |
58歳 |
やわらかに山押し上げて若葉萌ゆ |
東京都 |
中村 照子 |
59歳 |
寒梅や駅離るればぬつと山 |
東京都 |
佐々木 康史 |
59歳 |
腰曲げてたたずむ母と萩の花 |
東京都 |
大高 伊都子 |
59歳 |
秋の風あなた好みの紅をさす |
愛知県 |
横井 和幸 |
59歳 |
靄の中村一軒となりにけり |
大阪府 |
中島 俊樹 |
59歳 |
鳴く牛の声も嬉しく思う春 |
宮崎県 |
黒木 八重子 |
59歳 |
ドングリにヘソはあります独楽廻し |
秋田県 |
今野 量子 |
60歳 |
初春に飛行機雲が尾を伸ばす |
茨城県 |
長沼 幸枝 |
60歳 |
飾られて落ちつきません吾亦紅 |
茨城県 |
山口 富雄 |
60歳 |
春愁や玩具の螺子を巻き直し |
埼玉県 |
佐々木 美知子 |
60歳 |
春霞仙人面のカラスかな |
埼玉県 |
猪股 佳子 |
60歳 |
合格の長女のブーツ屹立す |
埼玉県 |
原口 啓一郎 |
60歳 |
どんぐりのどちらが兄か弟か |
埼玉県 |
井上 寿郎 |
60歳 |
七色を一気にくずし七味売り |
千葉県 |
橋本 和行 |
60歳 |
雛少し傾いている子供部屋 |
東京都 |
三井田 元江 |
60歳 |
春の雪のやうな恋してばあばかな |
東京都 |
小池 富美子 |
60歳 |
駆け出して何から遊ぼう小春の子 |
愛知県 |
濱崎 直司 |
60歳 |
木枯らしが雑木林で遊びをり |
愛知県 |
佐野 三枝子 |
60歳 |
葱坊主仲間に入れてくれないか |
京都府 |
本西 一代 |
60歳 |
ゆつくりを探しにくれば猫じやらし |
大阪府 |
鈴木 茂雄 |
60歳 |
猫じゃらし活けて私の秋とする |
兵庫県 |
井上 眞理子 |
60歳 |
充電の切れかかりたる冬の蜂 |
奈良県 |
西谷 剛周 |
60歳 |
こそばゆき仁王のへそや春の雷 |
岡山県 |
谷口 良江 |
60歳 |
退職し以来の日課大昼寝 |
広島県 |
新宅 涼枝 |
60歳 |
さるすべり少年時代ゆらり揺れ |
岩手県 |
阪東 啓志 |
61歳 |
冬苺二才の歯形残しをり |
群馬県 |
鈴木 正枝 |
61歳 |
翔んできたバッタの貌に獣の眼 |
埼玉県 |
鈴木 良二 |
61歳 |
編む糸に夜を閉じ込め暖炉燃ゆ |
東京都 |
岡 莞弥 |
61歳 |
定年や犬が二三歩先歩む |
東京都 |
古内 諭 |
61歳 |
また一つ失くしものして夏終る |
神奈川県 |
内藤 保幸 |
61歳 |
冬蝶やぬぐい切れない空がある |
福井県 |
山田 冨裕 |
61歳 |
父の髭自在に曲る晩夏かな |
大阪府 |
|
61歳 |
冬の夜はむかし昔で始まった |
大阪府 |
窪嶋 京子 |
61歳 |
ごめんねと言えぬ強がり唐辛子 |
兵庫県 |
住 妙子 |
61歳 |
歯を立てて若さを食らう林檎かな |
広島県 |
谷口 幸子 |
61歳 |
短日の大ぼらふいて友帰る |
北海道 |
新屋 百合子 |
62歳 |
朝顔や内緒話にすまし顔 |
宮城県 |
柴田 朝克 |
62歳 |
ぶらんこもまた中年の遊びかな |
群馬県 |
狩野 優子 |
62歳 |
去年今年ひとそれぞれの眉間かな |
埼玉県 |
宇音 洋子 |
62歳 |
赤鬼は校長先生鬼やらひ |
埼玉県 |
持田 義男 |
62歳 |
よく笑う君とあやとり春炬燵 |
埼玉県 |
知念 哲夫 |
62歳 |
虎落笛おとぎ話を始めましょ |
神奈川県 |
森内 利美 |
62歳 |
饒舌な冬満月に語りかけ |
神奈川県 |
芹沢 美知子 |
62歳 |
黄水仙秘密にしたきこともある |
石川県 |
木下 悦子 |
62歳 |
あくびして秋の夜長のマンガ本 |
岐阜県 |
鈴木 正夫 |
62歳 |
秋色の心きらめく一人旅 |
静岡県 |
志田 陽子 |
62歳 |
かき氷勝手にしてと言はれても |
三重県 |
越山 公子 |
62歳 |
列車行き絵本のごとき花野かな |
三重県 |
新 光子 |
62歳 |
ふりかえって秋がさよならの手を上げた |
大阪府 |
川西 幸雄 |
62歳 |
人を待つ背にほつこりと冬日かな |
大阪府 |
馬淵 佳代 |
62歳 |
かあさまをぼくとほたるのひとりじめ |
兵庫県 |
國分 則夫 |
62歳 |
向日葵が知恵の輪になり雨上がり |
岡山県 |
古城 英男 |
62歳 |
石臼の凹みに溜まる冬日かな |
山口県 |
永田 芳子 |
62歳 |
手のひらの昭和見ている八十二 |
福岡県 |
佐竹 三紀枝 |
62歳 |
夜遊びに猫も出て行く十三夜 |
福岡県 |
中川 透 |
62歳 |
老犬も寝つけぬらしい雪月夜 |
熊本県 |
藤井 昌美 |
62歳 |
奥津軽あいやあいやと暖炉汽車 |
青森県 |
野村 英利 |
63歳 |
孫が呼ぶ両家の笑顔桃の宴 |
福島県 |
富田 満 |
63歳 |
恋人に戻る夫婦の桜道 |
群馬県 |
服部 卓夫 |
63歳 |
秋夕焼イケメン風の鬼瓦 |
千葉県 |
田中 洋子 |
63歳 |
球児らの声に押されて秋の蝶 |
神奈川県 |
森本 安子 |
63歳 |
チューリップ咲かせて犬の診療所 |
静岡県 |
川瀬 慶子 |
63歳 |
入学はまたも分校峡十戸 |
愛知県 |
城山 憲三 |
63歳 |
下の子が顔見せに来る花の昼 |
愛知県 |
西口 愛子 |
63歳 |
七草や七つの色の浅みどり |
兵庫県 |
川端 初恵 |
63歳 |
連凧の長さお〜いと呼べる空 |
兵庫県 |
青木 久美子 |
63歳 |
天上へ速達便や揚雲雀 |
広島県 |
永野 昌人 |
63歳 |
襟元も裾もきりっと夏座敷 |
福岡県 |
荒川 ミヤ子 |
63歳 |
郭公のこゑを呑み込む良夜かな |
福岡県 |
三吉 誠 |
63歳 |
初蝶の微かに揺れて陽をまとう |
熊本県 |
園田 浩 |
63歳 |
つかぬこと訊かれ解きたる懐手 |
茨城県 |
奥村 雄治 |
64歳 |
風ばかりおせんころがし風ばかり |
千葉県 |
加藤 義秋 |
64歳 |
競ふこともう何もなく日向ぼこ |
千葉県 |
松本 好勝 |
64歳 |
思い切り斜めに降りて春の土手 |
千葉県 |
松村 紀代子 |
64歳 |
チューリップおや指ひめのかくれみの |
東京都 |
大 |
64歳 |
|
東京都 |
松本 一美 |
64歳 |
ふっきれて足どり軽く白日傘 |
三重県 |
和田 芙美 |
64歳 |
ポケットに青春切符鳥帰る |
三重県 |
古川 和子 |
64歳 |
長旅をしてきたやうに八月果つ |
大阪府 |
亀岡 博子 |
64歳 |
分け入りし跡風が消す花野かな |
大阪府 |
清岡 千恵子 |
64歳 |
縄跳びの初めは春の夢を見る |
大分県 |
菅 攝子 |
64歳 |
雪かきに井戸端会議の輪ができる |
北海道 |
西井 敏子 |
65歳 |
デジカメに写らぬ北の寒さかな |
北海道 |
佐藤 義勝 |
65歳 |
むささびの住める大樹にもたれけり |
茨城県 |
渡邉 芳枝 |
65歳 |
テレビでのラジオ体操文化の日 |
茨城県 |
室井 サチ |
65歳 |
冴え返る栞をはさむようにかな |
東京都 |
遠山 郁好 |
65歳 |
凧一つ青空にある日和かな |
東京都 |
寺沢 美恵子 |
65歳 |
野良猫の居ついてしまふ春の昼 |
大阪府 |
守口 幸子 |
65歳 |
縄文杉も良き晩年や冬うらら |
大阪府 |
峯 悦子 |
65歳 |
足湯する人に初蝶まつわりぬ |
和歌山県 |
川口 修 |
65歳 |
雪の道踏めば自分の音がする |
岡山県 |
船越 洋之 |
65歳 |
コスモスの百万本の強さかな |
徳島県 |
森野 和代 |
65歳 |
ビン詰の夕焼け並ぶ駄菓子店 |
大分県 |
岸本 千鶴子 |
65歳 |
待春の真四角でない豆腐 |
北海道 |
浅井 通江 |
66歳 |
寒林の奥へと届く日のまだら |
北海道 |
大橋 幸子 |
66歳 |
噴水の届かぬ位置に裸婦の像 |
神奈川県 |
守安 雄介 |
66歳 |
エレベーター開き残暑の声が乗る |
神奈川県 |
渡辺 壽子 |
66歳 |
赤トンボサービスエリアにお出迎え |
山梨県 |
山 |
66歳 |
老いること忘れてしまふ雛の顔 |
岐阜県 |
近藤 千鶴 |
66歳 |
天にまで届く棚田や鰯雲 |
兵庫県 |
高橋 雅之 |
66歳 |
旅手帳空白のまま春惜しむ |
福岡県 |
真子 智枝 |
66歳 |
捨て切れぬ文も紛らせどんど焼 |
北海道 |
西村 山憧 |
67歳 |
しあわせは猫にかこまれ寝正月 |
北海道 |
酒井 亜輝子 |
67歳 |
陽だまりにノラ猫たちがミーティング |
宮城県 |
菅原 節子 |
67歳 |
休耕田夏野となりて風遊ぶ |
山形県 |
佐藤 和雄 |
67歳 |
バス停の終点その先は夏 |
福島県 |
益永 孝元 |
67歳 |
寒夕焼明日まーるく生きたくて |
群馬県 |
青木 紀子 |
67歳 |
挨拶はひょいとつまんだ麦帽子 |
埼玉県 |
北出 光世 |
67歳 |
百点をぎゅっとにぎって春一番 |
千葉県 |
川崎 登美子 |
67歳 |
ピアスから面の割れたる追儺鬼 |
長野県 |
横山 憲司 |
67歳 |
神仏の菜飯を下げて夕餉とす |
岐阜県 |
喜多 隆文 |
67歳 |
小春日や孫に取られし妻の膝 |
岐阜県 |
中村 信正 |
67歳 |
ジーパンの穴笑いおり牛膝 |
愛知県 |
齊藤 清子 |
67歳 |
朝霧やただゆつたりと下駄の音 |
愛知県 |
石原 文雄 |
67歳 |
青田風遊学の子の |
兵庫県 |
安藤 浄子 |
67歳 |
カナカナのこえ重なりて山深し |
熊本県 |
溝部 登美男 |
67歳 |
手前まで来し夕立に逃げられし |
大分県 |
首藤 勝二 |
67歳 |
詰め将棋手駒に春の陽の温み |
大分県 |
帯刀 征夫 |
67歳 |
黙っている曲線ばかり寒卵 |
北海道 |
笹原 瑞子 |
68歳 |
冬近しやじろべえにも五十肩 |
北海道 |
大橋 すみ子 |
68歳 |
ななかまど頭重かろ雪帽子 |
北海道 |
植田 尚宏 |
68歳 |
みちのくや草の匂ひの祭り馬 |
青森県 |
西山 イチ |
68歳 |
感嘆が桜吹雪に溶けて散り |
宮城県 |
伊藤 輝雄 |
68歳 |
長き足そろふ日永の足湯かな |
群馬県 |
高橋 成知 |
68歳 |
雪吊りのてっぺんが好き海の鳥 |
千葉県 |
小川 孝 |
68歳 |
風鈴は風の遍路の接待所 |
長野県 |
三重野 楷 |
68歳 |
待春の歯の一本が生え初むる |
三重県 |
宮田 登世恵 |
68歳 |
梅雨明けの今日きっぱりと髪を切る |
京都府 |
土肥 たか子 |
68歳 |
老いてなほ渡りたきもの天の川 |
香川県 |
田岡 弘 |
68歳 |
狛犬の吐くかも知れず白い息 |
愛媛県 |
三谷 淳子 |
68歳 |
鶺鴒のスキップ踏んで川渡る |
福岡県 |
池田 勝宣 |
68歳 |
夕暮の鶏頭未だ燃えつきず |
大分県 |
椎原 清隆 |
68歳 |
冬帽子とって手を振る園児たち |
福島県 |
伊藤 孝 |
69歳 |
湖へ向く位置に落ち着く夏机 |
埼玉県 |
清水 三郎 |
69歳 |
湯豆腐のそれだけのこと夫の居る |
埼玉県 |
清水 久世 |
69歳 |
頑固さが長所で短所冬帽子 |
千葉県 |
秋本 紀子 |
69歳 |
手漉き和紙湿してすこし春隣 |
千葉県 |
森崎 一三 |
69歳 |
泣き声か笑い声かや霜柱 |
千葉県 |
川口 雅生 |
69歳 |
箒目に又落葉して比丘尼寺 |
東京都 |
斎藤 わか子 |
69歳 |
おのが名の金釘流に入学児 |
東京都 |
土橋 千鶴子 |
69歳 |
象よりもゆっくり歩む春の雲 |
東京都 |
蓮見 徳郎 |
69歳 |
赤とんぼ十五に戻る同級会 |
新潟県 |
前川 ミネ |
69歳 |
初蝶に触れたる指の熱さかな |
静岡県 |
野口 清美 |
69歳 |
わが歳も丸めて捨てるカレンダー |
大阪府 |
中川 良子 |
69歳 |
野牡丹の重たき程の蕾かな |
兵庫県 |
瀬川 正子 |
69歳 |
初空の真下の人のうねりかな |
大分県 |
広瀨 天由 |
69歳 |
割り箸をまだ割れぬ子や雪こんこ |
北海道 |
石田 和子 |
70歳 |
カナダより礼状届く冬銀河 |
福島県 |
折笠 弘子 |
70歳 |
春風のような文字にて夫のメモ |
茨城県 |
田中 喜世子 |
70歳 |
大利根の色を違へて春立ちぬ |
茨城県 |
川上 孝子 |
70歳 |
赤い靴ほしかった日の寒夕焼 |
埼玉県 |
大西 定子 |
70歳 |
正装の姿を見せし黒揚羽 |
東京都 |
本田 力 |
70歳 |
春風や人肌ほどのフランスパン |
東京都 |
三宅 文子 |
70歳 |
立春のキャッチボールの球重し |
神奈川県 |
渡辺 忠義 |
70歳 |
冬帽子昔の君とすれ違ふ |
神奈川県 |
|
70歳 |
ひしめきて駅の改札寒の入り |
山梨県 |
有泉 政弘 |
70歳 |
ゑのこ草たまには尻尾立ててみな |
長野県 |
木原 登 |
70歳 |
補聴器をはずして小春なほ静か |
静岡県 |
今井 克己 |
70歳 |
春の陽をまあるく受けて押車 |
京都府 |
中川 加代女 |
70歳 |
イケメンの案山子雀の群がりて |
大阪府 |
藤岡 初尾 |
70歳 |
子つばめや軒かさね合ふ坂の町 |
兵庫県 |
吉藤 美也子 |
70歳 |
寒月に靴音尖る白い道 |
兵庫県 |
米田 晴雄 |
70歳 |
駅の名に使いたき花酔芙蓉 |
長崎県 |
麻生 勝行 |
70歳 |
雪女出掛けるときは白を着て |
北海道 |
内野 弓子 |
71歳 |
逆立ちの少年砂丘陽炎えり |
福島県 |
伊藤 ユキ子 |
71歳 |
風船のもう逃げ切りし高さかな |
茨城県 |
根本 正憲 |
71歳 |
神無月漢の食べるオムライス |
埼玉県 |
松居 一江 |
71歳 |
ハーモニカ吹いたら春の風に乗り |
千葉県 |
林 雅則 |
71歳 |
青年の前掛け似合ふ文化祭 |
神奈川県 |
若村 京子 |
71歳 |
トンネルの風にふわりと合歓の花 |
神奈川県 |
菊池 朝男 |
71歳 |
寝そびれて雪見障子の白さかな |
神奈川県 |
白崎 道忠 |
71歳 |
演壇にこすもす活けて育児論 |
福井県 |
山内 てるこ |
71歳 |
馬の目に新涼の雲動きけり |
静岡県 |
佐野 月子 |
71歳 |
マスクしてついでにみみも遠くなる |
静岡県 |
中野 清彦 |
71歳 |
名を呼べば微笑むかしら草の花 |
青森県 |
吉川 富士保 |
72歳 |
刻ときに忘れてゐたり浮寝鳥 |
岩手県 |
北田 祥子 |
72歳 |
住みなれていくたび深き雪を掻く |
秋田県 |
高橋 ヤス |
72歳 |
夕桜フルートの銀曇りきる |
福島県 |
渡邊 三一子 |
72歳 |
木の芽晴声音豊かに紙芝居 |
東京都 |
|
72歳 |
蝉しぐれ森を泣かせてしまいけり |
東京都 |
小堺 政彦 |
72歳 |
草の花陽だまりのような人が好き |
神奈川県 |
長田 真紀 |
72歳 |
妻に髪染められている敬老の日 |
京都府 |
山中 西放 |
72歳 |
遠足の去って余熱の大仏殿 |
兵庫県 |
田中 愛子 |
72歳 |
啓蟄の山はゆっくりふくれけり |
愛媛県 |
宮部 敏博 |
72歳 |
二月には二月の願ひ村社 |
群馬県 |
豊嶋 秋生 |
73歳 |
越後路の山重なりて眠りけり |
埼玉県 |
人見 正 |
73歳 |
月祭り親子狐の影絵かな |
千葉県 |
稲葉 光枝 |
73歳 |
春風も売ります好評分譲地 |
千葉県 |
日野 夏彦 |
73歳 |
渋柿も甘くなりたる古希の朝 |
東京都 |
宮下 亀彦 |
73歳 |
春眠に掴まれているうしろ髪 |
神奈川県 |
小林 比奈子 |
73歳 |
借景の丹波山なみ夏座敷 |
兵庫県 |
岸 慶子 |
73歳 |
どれもみな平成の顔雪だるま |
岡山県 |
浜本 泰子 |
73歳 |
百円の値札がずらり年の暮 |
宮城県 |
藤野 尚之 |
74歳 |
クローバー少女の胸に「あいつ」棲み |
埼玉県 |
渡 |
74歳 |
寒風に負げず不動の鷺一羽 |
神奈川県 |
間下 稔 |
74歳 |
蓮根の穴から覗く俗世界 |
長野県 |
中島 照代 |
74歳 |
しゅうしゅうと風の研ぎ出す枯木立 |
静岡県 |
三島 清水 |
74歳 |
一山を青き香りの野梅かな |
京都府 |
西山 美沙子 |
74歳 |
雛の客にこにこ顔でやってくる |
長崎県 |
梶山 正男 |
74歳 |
郭公の谺が春を撒き散らす |
北海道 |
田口 睦子 |
75歳 |
春の鳥エンジンさらに加速せよ |
埼玉県 |
黛 武 |
75歳 |
娘から年玉もらいかしこまる |
埼玉県 |
小島 敏美 |
75歳 |
前略のほかは海鼠のことばかり |
千葉県 |
横山 久子 |
75歳 |
やわらかな春の落暉や隠岐島 |
神奈川県 |
鈴木 弘子 |
75歳 |
裁縫の指の間に冬銀河 |
神奈川県 |
金子 経子 |
75歳 |
さがし物みつけた夜の牡丹雪 |
長野県 |
市川 和子 |
75歳 |
二代目の羽衣の松冬ざるる |
滋賀県 |
井上 美代子 |
75歳 |
女王にも魔女にもなれず黒揚羽 |
兵庫県 |
奈良井 恵美子 |
75歳 |
大銀河人住む星はただ一つ |
奈良県 |
外輪 清孝 |
75歳 |
地下道の途中で秋の風になる |
大分県 |
谷川 彰啓 |
75歳 |
ところてん話飛んだり弾んだり |
埼玉県 |
豊田 トヨ子 |
76歳 |
振り上げし棒の思案や西瓜割り |
埼玉県 |
小山 忠治 |
76歳 |
子の声の空より降って日脚伸ぶ |
埼玉県 |
関口 幹雄 |
76歳 |
真っ白なコピー用紙が夏はじく |
神奈川県 |
杉浦 登代子 |
76歳 |
山鳥の声通りくる冬木立 |
新潟県 |
曽根 頌子 |
76歳 |
同期会仮面は要らぬ朱夏の宿 |
愛知県 |
川本 照子 |
76歳 |
しづしづと箸近づけて新豆腐 |
兵庫県 |
婦木 文代 |
76歳 |
寒満月狸も狐もでておいで |
兵庫県 |
神谷 信子 |
76歳 |
春の虹何だか歌ひたくなる日 |
愛媛県 |
浅山 美津子 |
76歳 |
花吹雪風に彩あり匂いあり |
福岡県 |
内藤 幸雄 |
76歳 |
吊し雛童女返りの声をあげ |
群馬県 |
星野 照子 |
77歳 |
祭果て出口ばかりの村となる |
東京都 |
木下 蘇陽 |
77歳 |
嫁ぐ子の英字の荷物雛かな |
神奈川県 |
森 |
77歳 |
初蝶のひとひらに酔う山路かな |
神奈川県 |
西岡 和之 |
77歳 |
懸垂に首まで出せた喜寿の春 |
新潟県 |
阿部 昌彦 |
77歳 |
渡り鳥来て湖の太りけり |
兵庫県 |
稲田 康一郎 |
77歳 |
秋うらら風滑りゆく青畳 |
佐賀県 |
齊藤 さとし |
77歳 |
すり足で寄る喜寿といふ日や茸飯 |
茨城県 |
押野 暁子 |
78歳 |
反抗期薄氷ほどの意地持てり |
東京都 |
石田 康子 |
78歳 |
春風の燈をつけてゆく街の夕 |
東京都 |
星野 幸子 |
78歳 |
山の池パトロールするあめんぼう |
岐阜県 |
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78歳 |
手作りも享保もならぶ雛の段 |
岐阜県 |
山田 賀子 |
78歳 |
秋の夜へ彩光放つ観覧車 |
大阪府 |
木村 清子 |
78歳 |
ボロ市の仏頂面のあるじかな |
大阪府 |
岡 明子 |
78歳 |
出不精に靴を履かせる花だより |
兵庫県 |
瓦家 克己 |
78歳 |
草取りの草を握りて遠会釈 |
福岡県 |
石川 ヤエ子 |
78歳 |
手を伸ばし剥がしてみたい鱗雲 |
埼玉県 |
柏木 晃 |
79歳 |
夕立の隣の駅に停まりけり |
千葉県 |
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79歳 |
木登りの子ども少なく柿熟るる |
千葉県 |
奥村 利夫 |
79歳 |
クレヨンにはじける夏の記憶かな |
愛知県 |
村松 徳子 |
79歳 |
体内に青春宿す初山河 |
愛知県 |
高橋 満 |
79歳 |
大旦薩摩真白く明けにけり |
福岡県 |
太田 禎子 |
79歳 |
冬瓜に傘寿の力もらひけり |
埼玉県 |
中野 政江 |
80歳 |
少年の眉一文字青き踏む |
埼玉県 |
大久保 富士徳 |
80歳 |
失敗もまぶしい思い出青蛙 |
埼玉県 |
高橋 明江 |
80歳 |
武骨なる西洋梨の香りかな |
千葉県 |
中山 英夫 |
80歳 |
どんぐりの自力で山を降りて来る |
東京都 |
藤嵜 嶺雲 |
80歳 |
賀文より追伸先に読む賀状 |
福井県 |
野中 政信 |
80歳 |
大根干す漬物日和と見極めて |
京都府 |
窪田 春峯 |
80歳 |
早春の厨に古き世界地図 |
大阪府 |
岸川 敦子 |
80歳 |
押し合へば福生まれるか初詣 |
北海道 |
西明 英男 |
81歳 |
灯台の主役まかされる夏来たる |
青森県 |
三浦 博信 |
81歳 |
あめつちを独り占めして麦を踏む |
神奈川県 |
宇佐美 正治 |
81歳 |
夏きざす仕上げ間近かのレース編 |
広島県 |
掛井 千幸 |
81歳 |
子も孫も曾孫も全員初笑ひ |
ブラジル |
佐藤 あさ乃 |
81歳 |
百にまだ間のある春の垣根刈る |
青森県 |
田村 三之助 |
82歳 |
両の手をひろげて追いし赤とんぼ |
福島県 |
野水 静枝 |
82歳 |
コスモスが馬の向うで揺れている |
神奈川県 |
伊藤 宗雄 |
82歳 |
足もとに力入れつつ雪の上 |
岐阜県 |
松原 昭子 |
82歳 |
ものさしの裏の歳月梅ひらく |
滋賀県 |
田渕 芳枝 |
82歳 |
そこまでと言う短日の立話 |
大阪府 |
宮川 久子 |
82歳 |
長靴を新しくして大根抜く |
兵庫県 |
福本 静子 |
82歳 |
人生の余白にしたい雪の原 |
北海道 |
本田 慶一 |
83歳 |
柿実り戦なき空晴れわたる |
茨城県 |
町井 ヨネ子 |
83歳 |
踏青や白寿に意欲かけて生き |
栃木県 |
松本 キヨ |
83歳 |
花吹雪歩幅を風にあわせゆく |
東京都 |
川俣 茂 |
83歳 |
かくれんぼ露地に昭和残ってる |
神奈川県 |
杉原 茂 |
83歳 |
春を待つ艇庫の扉小開きに |
新潟県 |
星野 禎三 |
83歳 |
背丸め赤ちゃんキュウリがゆれている |
大阪府 |
山内 房子 |
83歳 |
初蝶に方向音痴あるらしき |
群馬県 |
志賀 敏彦 |
84歳 |
口笛に合わすハモニカ梅雨晴間 |
東京都 |
荒井 カツ |
84歳 |
浮き雲やダム湖一面大画廊 |
愛知県 |
伊藤 登 |
84歳 |
韮の花まっすぐ生きる白が好き |
ブラジル |
大楯 エツヨ |
84歳 |
忘れたきこと二つ三つシャワー浴ぶ |
北海道 |
茶木 ひろし |
85歳 |
この国が好き友が好き残り鴨 |
神奈川県 |
石井 フサ子 |
85歳 |
昼月にとどくとばかり奴凧 |
神奈川県 |
小野寺 信雄 |
85歳 |
通訳もしどろもどろや花曇り |
兵庫県 |
佐々木 照秀 |
85歳 |
二十本の歯の健やかに神の留守 |
静岡県 |
高倉 瑩江 |
86歳 |
ひらがなの様な生活や小鳥来る |
群馬県 |
川浦 正子 |
87歳 |
人並みに猫も冬日の場所選び |
静岡県 |
勝野 勇 |
87歳 |
菜園の一畝韮の花盛り |
鹿児島県 |
島田 一枝 |
87歳 |
思い出はみなやさしくて春の月 |
千葉県 |
上坂 孝 |
88歳 |
春浅しむかし落ちたる落し穴 |
東京都 |
武田 安子 |
88歳 |
矢印の通りに生きて悔い残る |
大阪府 |
山本 ハルエ |
88歳 |
ミモザ咲く土蔵の機音明るくす |
熊本県 |
岡本 桂 |
92歳 |
山家の灯寒の北斗の柄の下に |
北海道 |
斉藤 政美 |
94歳 |