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第十八回 お〜いお茶新俳句大賞
昼寝して鳥獣戯画の中にをり
神奈川県 三好 美樹 61歳
鳥獣戯画(ちょうじゅうぎが)との出会いは中学2年の歴史の教科書でした。初めて見た鳥獣戯画が自分にとっては浮き上がるような立体的な絵に映ったと記憶しています。10年ほど前、秋もみじを見に京都の高山寺で鳥獣戯画を見ましたが、自分は“戯画”といっていますが悲しみが描かれていると思っています。
高山寺に鳥羽僧正作と伝えられる「鳥獣戯画(ちょうじゅうぎが)」絵巻があるが、戯画とはいってもみごとな筆づかいで、第一巻には蛙、兎、猿などが登場し、相撲をとったり、投げ飛ばしたりしているさまが、人間もどきで面白い。昼寝の夢に、全巻白描のこれらの場面が出てくるような趣の詠み方が優れている。夢だから、少し現実離れもできるので、絵空事といっても、しぐさが人間と似ているだけに楽しく、充分に技巧を凝らした作品だ。
| ※ | 文部科学大臣奨励賞、大賞を中学生以下の方が受賞した場合は、規定により賞金の半分を所属している学校に提供させていただきます。 |