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第十四回受賞作品
第十四回伊藤園お〜いお茶新俳句大賞
英語俳句 その3 その2 その1 佳作特別賞 その2 その1 都道府県賞 その2 その1 ユニーク賞 公園団体賞 審査員賞 一般の部B(40歳以上) 一般の部A(40歳未満) 高校生の部 中学生の部 小学生の部(幼児含む) 優秀賞 各部門 大賞 文部科学大臣奨励賞

都道府県賞
その2

籠枕抱えて風を探しおり 三重県 古川 和子 56
風呂の中入った瞬間かたまるよ 三重県 松本 司 12
なつかしい桃の缶づめかぜの味 三重県 池田 早耶佳 17
全身が光るよ夏の甲子園 三重県 伊藤 淳 43
雪国の雪にうもれた雪だるま 滋賀県 河野 亜也 16
おにの役おつかれさまと父にいう 滋賀県 村川 真優 11
エンジンがあたたまるまでプラネタリウム 滋賀県 福井 茜貴 23
わが心映し散らかる家の中 滋賀県 山口 晶子 33
弁当のキャベツはいつも指定席 京都府 後藤 真伊 14
北風をまんまるにして眠る猫 京都府 岡本 明里 23
凍る滝背筋はこうして伸ばすもの 京都府 樋口 周 43
白い息心の文字が読まれそう 京都府 岩崎 明 43
干したまま忘れた靴を雪が履く 大阪府 大槻 満奈 17
子の足の指の爪切る良夜かな 大阪府 加治屋 恵 29
太陽をめだかとともにすくいあげ 大阪府 前久保 奈津子 38
海鳴りを布団に重ね秋の宿 大阪府 辻 経 63
学校へ来れば寒さが消えてゆく 兵庫県 峯下 利也 12
寒稽古つま先立ちで話聞く 兵庫県 佐伯 拓磨 14
冬空とくっきり分かれた海のあお 兵庫県 多月 文哉 11
くつしたのほつれくすぐる春の雨 兵庫県 延原 覚 80
今もまだ歴史を歩く奈良の鹿 奈良県 原田 伴誉 13
木よ山よ私のために月が出る 奈良県 松本 和子 53
コスモスは原ばくドームを見つめてる 奈良県 山本 裕嗣 12
踊りには入らず手拍子だけをうつ 奈良県 八百野 準平 69
春風が僕の周りに集まった 和歌山県 力津 佑丞 15
話すのが初めて苦しいと感じた日 和歌山県 山本 麻未 15
初夢の出演料をねだる友 和歌山県 角谷 香奈 16
分校の大中小の雪だるま 和歌山県 清水 俊広 54
絵はがきの君と一緒に旅をする 鳥取県 吉田 栄司 21
陸上でつかれた足が風呂に浮く 鳥取県 山下 翔 12
羽がないのでブランコを漕いでいる 鳥取県 門脇 かずお 46
よく動く指より順に皸れぬ 鳥取県 山内 真砂子 76
祭りの夜誰に化けよう狐の子 島根県 浜本 美智子 17
北風がためらう僕の背中押す 島根県 中島 立夫 33
石鹸の香りほのかな足の裏 島根県 白河 譲 34
それぞれの「今日」を煮込んで鍋囲む 島根県 林 みゆき 44
駈けてきし少女に雪の匂ひせり 岡山県 塩見 典子 69
背広着て一味違う兄がいる 岡山県 岡部 直美 16
欠伸する猿と目の合ふ薄暑かな 岡山県 磯部 とし乃 68
故郷の話がしたくおでん煮る 岡山県 小倉 慶司郎 65
わが胸に小さなモミジしがみつき 広島県 下野 かおり 30
白球を追って届かず終わる夏 広島県 島原 慎司 15
学校と家のにおいはちがうんだ 広島県 江口 美咲 7
ゆで卵こつんと割りて月涼し 広島県 松原 英明 69
手花火に闇つかんだり放したり 山口県 福田 陽子 29
去年よりいい音出せたおもちつき 山口県 森重 尚貴 11
告げぬまま春一番が吹きぬける 山口県 重 幸枝 30
予期もせぬ再会ありて梅のみち 山口県 登根 六男 68
セーターをほぐすように愛終わりけり 徳島県 廣瀬 謡 36
初雪をすくって冷凍保存する 徳島県 島本 早也佳 11
まっ白い雪のノートに絵を書こう 徳島県 山下 理恵 11
ほっとする綺麗な日本語話す娘に 徳島県 福村 純子 43
イチョウはね本当はおちたくないんだよ 香川県 吉田 愛也奈 10
うまい水森と大地の味がする 香川県 佐々原 美津子 39
輪飾りて信楽狸どんぐり眼 香川県 今川 文夫 76
水草に恋うちあける金魚かな 香川県 水谷 カヲル 79
冬麗の港の小さく風鳴りぬ 愛媛県 馬越 歩 16
山開き太鼓で雲の封を切る 愛媛県 村上 由利奈 16
父の背に父の船の香冬立ちぬ 愛媛県 野間 友喜奈 16
水溜り凍りて山の陽を返す 愛媛県 松田 宮子 81
あのこにはなにか秘密があるみたい 高知県 笹岡 加奈 11
閉ざされた君の心のカギはどこ 高知県 市川 裕美 10
人生は一歩一歩が曲り道 高知県 森 孝司 16
サングラスかけてこの世にかくれんぼ 高知県 市川 ひろゑ 53
靴ぬいで靴下ぬいで春の海 福岡県 青柳 勇夫 73
夕焼けに電車一本見送って 福岡県 本松 大 17
あの人とココアの色であたたまる 福岡県 兒玉 まゆ 16
夢を追う人の背をおす風二月 福岡県 佐竹 聖子 26
吹雪の中働く姿はカッコいい 佐賀県 片渕 純平 12
若竹の音が弾ける鬼火焚き 佐賀県 山口 真二 13
口下手な貴方がくれた蓮華草 佐賀県 江里口 暁子 34
錆色は待春の色父の色 佐賀県 中原 美穂子 60
小川からけむり出てくる冬の朝 長崎県 前正 義紘 10
ヒマワリの力強さにあこがれる 長崎県  裕美 17
耳鳴りのなかで聴こゆる早春賦 長崎県 小田 楽天 62
茸売る老婆の瞳やさしくて 長崎県 山本 逸子 64
アルバムのどの顔よりも今がいい 熊本県 磯野 美咲 21
人呑んで夜桜どっと疲れたり 熊本県 吉田 夕起夫 84
母の背の苦労の見える年頃だ 熊本県 長野 登 14
背番号僕の努力の通知表 熊本県 寺本 真隆 17
風景が色づいてきて春になる 大分県 松永 亜紀 30
人間に死んだふりする冬木かな 大分県 岸本 千鶴子 56
陽の当たる所の花はよく笑う 大分県 和才 美絵 28
初蝶が来て押してみる乳母車 大分県 鈴木 一草 71
寒空に人は足早雲も足早 宮崎県 月野 美由紀 18
コロンビア夢と一緒に空にちる 宮崎県 釘村 勇 15
太陽をあびる手足が幸せそう 宮崎県 南土居 沙織 21
霜枯の鉢を南にいつくしむ 宮崎県 佐藤 房子 52
森の中木がいっぱいでぶつかりそう 鹿児島県 東 拓弥 7
青空を見ている私授業中 鹿児島県 坂口 奈々 17
戦争は地球の苦労こわしてる 鹿児島県 江籠 可奈子 13
いつの間に妻に仕へて万愚節 鹿児島県 平石 勝嗣 60
沖縄をゆさぶる風よ戦闘機 沖縄県 本成 善美 16
昨日からあるコッペパン秋灯し 沖縄県 本木 隼人 16
島の子らテレビで見てる白い冬 沖縄県 比嘉 亜由美 16
英語より日本語習えと母が言う 沖縄県 玉城 亜姫 18
一杯のお茶砂漠で見た一本のサボテン アメリカ 橋 海意志 12
ひこうきは空に絵をかく名人だ イタリア 小林 桂 8
歳時記を開き祖国の香りかぐ ブラジル 浜田 一穴 57
あすが来る夕焼けを見てそう思う ボリヴィア 滝谷 万里子 16