お〜いお茶新俳句大賞
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第十三回
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佳作特別賞 その3
応募要項
第二十二回
最終審査会風景
第二十一回
第二十回
第十九回
第十八回
第十七回
第十六回
第十五回
第十四回
第十三回
第十二回
第十一回
第十回
第九回
第一回〜八回名作紹介
お〜いお茶新俳句大賞とは
Rules and Regulations
The 22nd
バラよりも野に咲く花をくれたひと
大阪府
中西 由佳
28歳
冬帽子編目気にして始発駅
大阪府
武田 真衣
28歳
風邪をひき家族の愛を独り占め
京都府
谷口 礼子
28歳
我が決意ぐらりぐらり蝉時雨
埼玉県
高嶋 久美
28歳
夜の雨言葉の要らない子守唄
広島県
山崎 幸美
28歳
子猫抱く命は命であたたまる
埼玉県
薬師寺 わかな
29歳
カミナリとなぜかよくあうジャズの音
富山県
関口 敦生
29歳
真夜中に猫のおもみで金縛り
東京都
熊谷 恵
29歳
ボート屋の休日鴨の羽づくろい
埼玉県
岩
佐保
29歳
向日葵の似合う季節に母になる
茨城県
大野 裕美
29歳
戻りたい原っぱあったあの頃に
北海道
伊藤 美華
29歳
後ろ髪お面で飾る夏祭り
埼玉県
嶋 潤
29歳
日溜りのはしゃぎ笑いのシャボン玉
東京都
丸山 志保
30歳
白鳥の湖そっとのぞいてる
新潟県
平江 陽子
30歳
さんま焼くそんな夫の世話をやく
神奈川県
黒川 康子
30歳
紫陽花の匂いの先に架かる虹
神奈川県
市原 祐子
30歳
ハーモニカごしにすいこむ春の風
兵庫県
島本 知子
30歳
「どうした?」と肩をたたかれ秋の風
埼玉県
栗田 朋一
30歳
ふとん干す春のにおいと交じりあう
愛知県
神谷 圭
30歳
つま先でスタートラインを描いた夏
東京都
山田 祐加里
30歳
よーいドン!小さな目にも火花散る
茨城県
佐藤 栄里子
31歳
菜の花のゆれる香りにキュンとする
愛媛県
岡 園子
31歳
夢の文字やたらと多い日記帳
東京都
保岡 直樹
31歳
階段を上っていたら空に出た
東京都
小竹 勉
31歳
満月が心吸い込む午前2時
東京都
杉山 雅士
31歳
珈琲の冷めた一人のクリスマス
愛知県
渡辺 賢一郎
31歳
荒れた手を包んで癒す小さな手
静岡県
勝間田 ヨシコ
31歳
大空を縦横無尽けんか凧
愛知県
佐々木 慎也
31歳
子が巣立ち庭に雀を遊ばせり
新潟県
四家井 水希
31歳
道草の理由知っている春の風
埼玉県
黒木 若菜
32歳
夏空を背負いて男現れり
愛媛県
白川 友子
32歳
幼な日のザクザク快感霜柱
神奈川県
星 久美子
32歳
涙して一歩ずつだが母になる
東京都
佃 美奈子
32歳
編棒をミシンに替えて春支度
埼玉県
生方 園子
32歳
ここだよと空気が笑うわらびとり
山口県
松原 真美
32歳
一日と同じ日のない摩訶不思議
青森県
米谷 弘子
32歳
前略と草々のみの帰省かな
群馬県
佐藤 ゆかり
33歳
父と子の似たり寄ったり夏帽子
福島県
高萩 美枝
33歳
苺パイこわさぬように駆けて行く
兵庫県
土居 佳子
33歳
通勤の電車の中で夜が明ける
茨城県
小島 洋一
33歳
願いごと迷子になりそな流星群
千葉県
小池 博
33歳
もらいたい贈り物してアピールす
岡山県
石井 紀子
33歳
張り詰めた空切りながら上がる凧
埼玉県
大谷 久美
34歳
ふるさとの闇浮いてくるほたるかな
秋田県
小林 光
34歳
野の花に手書きで添える花言葉
茨城県
野口 隆子
34歳
愛犬と一緒につまづく冬の朝
富山県
島
靖子
34歳
鈍行の一駅ごとに春は増し
神奈川県
金子 美佐江
34歳
子のうそにうなずき苺食べにけり
奈良県
水谷 あづさ
34歳
耳たぶの揺れを楽しむ夏の午後
神奈川県
塩澤 なごみ
34歳
悔し泣きがんばれそれも人生だ
東京都
横田 優子
34歳
不器用な恋こわごわと冷奴
東京都
前川 佐千子
35歳
人の世にちょうどいいなどあるのかな
東京都
林田 茂
35歳
君誘う言葉がそこで止まってる
京都府
平野 由美子
35歳
ひとしきり紅葉を散らし山残る
愛知県
佐藤 之信
36歳
ひなまつり年齢制限ありません
福島県
羽田 美和子
36歳
お互いのぬくもりだけで越せた冬
神奈川県
北村 容子
36歳
陽だまりへ引っ越ししながらおままごと
埼玉県
前橋 佳代子
36歳
春風が君のうなじで停車する
愛媛県
紙崎 照明
36歳
古稀の父欠伸もせずに生きている
福岡県
和田 伸也
36歳
夕立のいたずら地面に線を引く
神奈川県
鈴木 千春
36歳
ひらひらと紅葉舞い込む露天の湯
長野県
柴田 浩克
36歳
しんしんと音すいこみて雪景色
茨城県
山内 亨郎
36歳
ザリガニを採らずに転ぶ小川かな
群馬県
原澤 徹也
36歳
草の矢の飛ぶ子飛ばぬ子反抗期
千葉県
土屋 仁志
37歳
一番に春を感じる鼻の先
大阪府
山田 芳子
37歳
バレンタインチョコの数にも陰りあり
福岡県
早瀬 竜一
37歳
本棚に菜の花置きて古事記読む
山口県
久保 智子
37歳
裏庭に校歌こぼれて桜舞う
千葉県
宮
みちる
37歳
蜩の巻き戻したる時間かな
兵庫県
清水 由美子
37歳
雪国に生まれて好きな色は白
北海道
松田 佳子
38歳
挨拶を交わして寒い町工場
福島県
橋本 克枝
38歳
人生は時々素敵山笑う
東京都
幾井 良子
38歳
呼び捨てにされた刹那に恋に成る
山口県
松原 美由紀
38歳
満月を言い訳とする屋台酒
兵庫県
川畑 和弘
38歳
パソコンを見ながら広がる家族の輪
北海道
村岡 眞理子
38歳
かぶとむし角振り乱す猛暑かな
山口県
今井 東彦
38歳
短日や短髪にして短気な子
東京都
名取 光広
39歳
夏バテのはずが変わらぬ体重計
徳島県
森川 浩子
39歳
秋風に黒髪そよぐ車椅子
大分県
坂本 智弘
39歳
新雪をガブリと持ち上げショベルカー
東京都
高橋 麻里
39歳
三寒四温スキップしながら春が来る
茨城県
木村 裕幸
39歳
子育ての終わって気づく無趣味かな
東京都
吉野 広光
39歳
パソコンに海豚の泳ぐ子供の日
千葉県
横川 よう子
40歳
ボイジャーに乗せたかったね「おーいお茶」
神奈川県
長山 敦
40歳
鈴虫の潜む下駄箱開けたまま
神奈川県
小林 ゆみ
40歳
地に足が着かない高層ビルの部屋
東京都
川谷 法子
41歳
葱刻む主婦でも母でもない時間
東京都
宮坂 美香
41歳
焚き火してだれも原始の人となり
東京都
阿部 恭子
41歳
母のふるさと菜の花御飯食べ放題
秋田県
鈴木 仁
41歳
梅百個砂丘の色に干し上がる
茨城県
根本 菜穂子
41歳
ストーブの赤まつぼっくりの暖かさ
大分県
河野 宣行
41歳
大きい目小さい目にも冬の星
徳島県
飯尾 久美二
43歳
カバの上パンダの上に木の葉降る
東京都
大工 るり子
43歳
何色でいてほしいかと虹がきく
東京都
大内 ジュン
43歳
夏惜しむ山の哲学海の詩
東京都
川端 庸子
44歳
金メダル味わい深き孤独かな
北海道
武澤 ひろみ
44歳
汗かいているから本気かも知れず
岐阜県
曽我 真理子
44歳
住宅ローン家を背負ったかたつむり
香川県
秋山 富子
46歳
真ん中で手足投げ出す夏座敷
大分県
川野 智子
46歳
秋刀魚焼く母が忍者のように見え
東京都
浅野 幹男
47歳
きりふだは昔もらったラブレター
大阪府
竹本 教
48歳
庭の猫プクと小さな咳こぼす
神奈川県
三澤 清太
49歳
職退きてリバーシブルを裏返し
岐阜県
鈴木 由美子
50歳
わらびわらびここにもわらび笑っちゃう
埼玉県
松本 良子
50歳
怒ってる時だけ自分でお茶入れる
大阪府
吉田 くす子
50歳
くしゃみしてずり落ちそうな屋根の雪
埼玉県
高橋 京子
52歳
凍返る空かきまわすヘリコプター
愛知県
滝川 節子
52歳
名月やかわいくなった母てらす
千葉県
橘川 保子
52歳
携帯電話天高すぎてつながらず
千葉県
丸茂 和志
52歳
叱られて童話のような月ひとつ
茨城県
中澤 てる江
52歳
この冬も家族ごっこの鍋囲む
東京都
塚田 はるみ
52歳
凩に猫も早めの帰宅する
神奈川県
熱田 秀子
53歳
卆寿の日小さな小さな母に会い
埼玉県
千葉 能子
53歳
薄氷をこわさぬやうに教室へ
千葉県
田中 清七
53歳
秋空を蹴って少年とんぼ切る
群馬県
川野 忠夫
54歳
てふてふと書けばやはらかさうな空
東京都
諸井 末男
54歳
寒がりの母たまねぎになってゆく
東京都
與安 佐和子
54歳
車窓より桜樹多き街と知り
兵庫県
小山 惠子
54歳
梅よりも和服の人に目が移る
三重県
竹嶋 三郎
55歳
父の日の母が語りし父のこと
神奈川県
鹿野 美千代
55歳
蟷螂や赤信号のド真ン中
愛知県
伊藤 弘子
56歳
少年の主張のような冬木立
神奈川県
北村 純一
56歳
向日葵のいくつ咲いても過疎の村
埼玉県
加藤 親夫
56歳
寒風に向かいたてがみ欲しくなる
埼玉県
佐竹 咲子
56歳
夫いてお茶お茶お茶と日が暮れる
千葉県
小池 セツ子
57歳
幸福も羽毛布団の軽さ程
埼玉県
伊東 清
57歳
初夢や思い出せない手を繋ぐ
千葉県
山本 敦子
57歳
病院の中庭せましつばめの巣
埼玉県
横山 きく江
58歳
ひとりでみるから淋しいテトラポット
京都府
鹿山 末広
58歳
熟年のパソコンに向く冬の夜
静岡県
大石 壮吾
58歳
リストラで我慢おぼえた靴の底
千葉県
野口 義昭
59歳
恐かった天井の節今もあり
千葉県
大島 功
59歳
逢うとまあけんかもするが君が好き
愛知県
射場 正
59歳
江の電の窓から春をわしづかみ
神奈川県
青木 恭子
60歳
福は内怒りを捨てて笑みを足す
群馬県
今井 稔
60歳
図書館にバスに私の指定席
埼玉県
和泉 純子
60歳
うしろから何か出そうな夏の雲
神奈川県
伊藤 正夫
61歳
花粉症らしき鴉とすれ違う
大阪府
守口 輝夫
61歳
連なりし目刺しにもある一呼吸
神奈川県
福原 瑛子
62歳
白障子閉めれば部屋の秘密めく
兵庫県
西川 美津子
62歳
銀河より水こぼしおり流星群
神奈川県
菊 朝臣
62歳
老犬と犬語で話す日向ぼこ
神奈川県
岡部 晋一
63歳
目の力抜いて八月十五日
大阪府
嶋澤 喜八郎
64歳
赤とんぼ単語のように止まる石
埼玉県
遠井 雨耕
64歳
唐辛子吊るし貧乏しています
千葉県
横山 久香
65歳
金魚売る袋の水のまろきかな
北海道
伊藤 偕幸
65歳
ヨット少年もっとも雲に近くゐる
神奈川県
佐藤 浩子
65歳
玄関に春が来ているベビー靴
東京都
堀部 節子
65歳
雪が降る他人ばかりの本籍地
秋田県
藤原 洋子
67歳
雪国が好きで雪とは戦わず
福島県
白岩 賢次
67歳
残る柿落としますよとからっ風
岐阜県
内田 孝吉
67歳
ぶらんこに蹴とばされゐる富士の山
静岡県
松下 訓子
68歳
津軽の色になるまで林檎みがく
愛知県
青江 眞智子
68歳
音たてて星座満ちくる穂高岳
長野県
中澤 明
68歳
イソップの日が照りはじめコートぬぐ
兵庫県
平尾 弘子
68歳
会社去る猫脊の脊に花吹雪
東京都
坂東 弘之
68歳
少年に主将のリボン夏に入る
兵庫県
大西 正一
68歳
二階には二階の暮しさんま焼く
大阪府
中村 喜代子
69歳
万緑の奥からとどく応援歌
北海道
江川 久洋
69歳
妻の置くお茶のリズムの五十年
北海道
宮川 宗規
70歳
真っ直ぐな水仙だから怖いんだ
埼玉県
沢井 三柳
70歳
凧上げて日本の空戻しけり
千葉県
宮本 径考
71歳
切り口のそろふ水菓子夏座敷
神奈川県
上野 滋
71歳
カットグラスに朝日届きしさくらんぼ
愛知県
一上 ふみ子
71歳
遠吠えの細く消えゆく寒の月
群馬県
栗
隆
71歳
いが栗をサッカーにして下校する
北海道
大野 秀夫
71歳
残照にわれも花野の彩となる
神奈川県
池内 英夫
72歳
地雷なき田に爪立てて草を取る
大分県
衛藤 巌
72歳
地雷なき野にきらめいていぬふぐり
東京都
石川 正幸
72歳
おとうとに伝言がある寒雀
千葉県
西秋 忠兵衛
73歳
売れ残る金魚大きく育ちけり
栃木県
石井 平弥
73歳
琴座から白い音符の流れ星
東京都
世古 正秋
73歳
水仙をかばう庭師の脚さばき
岐阜県
山口 進
73歳
冬桜手話で見送る交差点
埼玉県
筒井 伊豫
75歳
全身をつつむ青葉に山仕事
兵庫県
吉田 久寿亀
75歳
聴診器まるめてただの風邪という
福岡県
大草 正典
75歳
燕来る用意のありて美容院
兵庫県
土田 祐子
76歳
風船がするりと自由求めけり
群馬県
栗原 英也
76歳
もてなしの新茶に添えし国訛り
福岡県
志村 美子
77歳
年賀状幸せそうな声がする
静岡県
東崎 愛子
77歳
紫陽花や色の異なる人に逢ふ
神奈川県
中村 智栄
78歳
昼厨ぱきぱき剥がすキャベツの葉
大阪府
大井 琴
78歳
自転車を歩かせてゆく桃日和
静岡県
山本 謙一
78歳
放水のホース一直線にのびて夏
兵庫県
竹島 清歩
79歳
残さるる皿のパセリも影をもつ
埼玉県
田村 正二
80歳
海釣りの竿一列の日永かな
兵庫県
馬場 太平
81歳
難しい漢字はかなで春便り
埼玉県
福田 町太郎
82歳
草原に大の字に伏せ地球抱く
京都府
葉山 要子
86歳
弁慶もほのかに匂ふ菊人形
福岡県
高木 桃水
87歳
減反となる田を守り老いにけり
富山県
小林 要
87歳
野の雪に転び大きく笑いけり
栃木県
荻原 枯石
91歳
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