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第28回 伊藤園レディスゴルフトーナメント

第28回伊藤園レディスゴルフトーナメントの最終ラウンドは、劇的な結末となりました。
今季国内最終戦となる有村智恵と茂木宏美が10アンダー。韓国のイ ボミと服部真夕が2打差の8アンダーで追う形で始まった最終日。
茂木が出入りの激しい展開で、スコアを落とします。逆に有村は6番で今日初バーディをとり、11アンダー。
追いかけるイ ボミは1番、4番、6番でバーディ。スコアを11アンダーに伸ばします。
難易度の高い、パー3の7番。イ ボミがティショットを池に入れてしまいます。しかし、そこからナイスアプローチでボギー。何とか優勝争いに残ります。
トーナメントでよく言われる・・・「Sunday Back Nine」。グレートアイランド倶楽部の終盤は毎年ドラマが生まれるホールが続きます。
10番でバーディとした有村は、13番、14番と連続バーディ、13アンダーとします。茂木も12番、13番とバーディをとり、トータル11アンダー。
11番、12番連続バーディのイ ボミも12アンダーと伸ばし、池を取り囲むように配置された、“上がり3ホール”。最終組のこの3人に優勝争いは絞られました。
16番パー4。続く17番のパー3は共にパーセーブ。最終18番を残して有村は、13アンダー。イ ボミは、12アンダー。茂木は、11アンダー。
410ヤード、グリーンの左に大きな池が待ち受ける18番。昨年はトップに立っていた、横峯さくらが池に入れて敗れました。
この名物ホールのピン位置は、今年も池に近い左サイド。シビアなショットが要求されるタフな最終ホールに優勝争いは持ちこまれました。
茂木、イ ボミとフェアウエイをキープしましたが、有村のティショットは右のラフ。
セカンドショットは、グリーン手前のバンカー。
イ・ボミ、茂木はグリーンオン。
有村のバンカーショットは、ピンに寄らず痛恨のボギー。
残り2人はパーをセーブし、54ホールを終え、有村とイ ボミが12アンダーで並び、第28回大会は、プレーオフに突入します。
18番を使用してのプレーオフ。ティショットは2人ともにフェアウエイをキープ。
7番アイアンで有村のセカンドショットはピン奥へ。一方のイ ボミはPWのセカンドショットは、ピン手前3m。
イ ボミがバーディパットを決め、日本ツアー2勝目を飾りました。
初日からトップを走ってきた有村。最後の最後でイ ボミに逆転されてしまいました。
「春先には、ここまでやれると思っていなかったので、今年は3勝できたし、アメリカに行く目標もできたので、良かったと思います。今日は負けてしまいましたが、自分の調子をしっかり上げてアメリカへの挑戦をしたいと思います。」と悔しさを堪えながらコメントしていました。
優勝した、イ ボミは、「日本が大好きです。ファンのみなさんや関係者のみなさんの温かい応援の中で毎週気持ちよくプレーさせてもらい、感謝しています。」と喜びを表していました。
毎日、多くのギャラリーの方にご来場いただき、ありがとうございました。また、伊藤園グリーンクラブというボランティアグループの皆さんには、連日早朝からスタッフとして協力してもらい、本当に感謝しています。今年は、延べ1500人を超える人たちがトーナメントをサポートしてくれました。
みなさんのおかげで28回目の大会も無事に終えることができました。
本当にありがとうございました。
来年もここ、グレートアイランド倶楽部で熱い戦いをお届けできるよう、しっかりと準備していきたいと思います。
ありがとうございました。
2012.11.11
第28回伊藤園レディスゴルフトーナメントの第2ラウンドが終わりました。
上位に豪華な顔ぶれが並ぶ、最高の展開で明日の最終ラウンドを迎えることになりました。
初日8アンダーでトーナメントをリードする有村智恵。今日は我慢の続くプレーとなりました。スタートの1番、そして4番とボギーが先行。しかし、5番、6番でバーディと、流れを引き戻します。
バックナインに入り、10番、15番でバーディを奪い10アンダーまでスコアを伸ばします。
迎えた、最終18番。セカンドショットをグリーン奥にはずし、奥からのアプローチもあまり寄らず、約7メートルのパーパット。この厳しいパットを決め、パーセーブ。10アンダーでホールアウトします。
2打差の2位からスタートの茂木宏美。ベテランらしいゴルフでノーボギーの4バーディ。トータル10アンダー、有村智恵と並んでトーナメントリーダーです。
8アンダーの3位タイにイ ボミと服部真夕、6アンダーの5位タイに、佐伯三貴、上田桃子、カン スーヨン、菊地絵理香、イ ジウと続きます。
明日の決勝ラウンドには、1オーバーまでの47位タイ54名が進みました。
賞金ランク1位の全美貞は、2オーバーで今季初の予選落ちです。
有村智恵の今季4勝目か?茂木宏美のツアー通算6勝目なのか?上田桃子の久々の優勝か?
天気も雨は夕方からのようなので、良いコンディションの中で最高のメンバーで熱い戦いが繰り広げられることでしょう。
28代目のチャンピオンは誰になるのか?本当に楽しみな最終日になりました。
2012.11.10
第28回伊藤園レディスの第1ラウンドが終わりました。
千葉県にある、グレートアイランド倶楽部は、気温19.7℃。北西の風2.0mと絶好のコンディションの中、有村智恵がコースレコードに迫る、8アンダーでトーナメントをリードしています。
アメリカツアーのFINAL QT(ファイナル クオリファイ)を受験するために、この試合が今期の国内最終戦となる有村智恵。先週のトーナメントでは思うようなプレーが出来なかったようですが、今日は有村らしいプレーでギャラリーを魅了してくれました。
スタートの1番でバーディを奪うと、4番から3連続バーディ。バックナインに入って10番、12番、13番、17番と4つのバーディを奪い、8バーディノーボギー。完璧なゴルフでコースレコードの63にあと1打と迫る、8アンダーです。
2打差6アンダーの2位には、茂木宏美が続きます。
横峯さくらは、4アンダーの9位タイ。賞金女王レースを走る全美貞は、追いかける森田理香子とともに、イーブンパーの48位タイと出遅れました。
コンディションが良く、グリーンもボールが止まりやすいのですが、バーディを取れるポジションにショットできることが重要です。
そういう意味でも、今日の有村は完璧だったと思います。
76位タイに終わった先週から立ち直った感じです。
「先週の成績から不安はあったけれど、少しほっとしています。しかし、予選通過が今週の目標ではないので、まずは良いスタートが切れて良かったと思います。」
とコメントしていたように、国内最終戦を有終の美で飾りたいと言う気持ちが強く表れていました。
明日の天候も高気圧に覆われ、晴天の予報です。しかし、ピンポジションがよりタフになってくるので、このままスコアが伸びるとは思えません。“MOVING SATURDAY”
どんな展開になるのか?楽しみです。
2012.11.9
今年で28回目を迎える、“伊藤園レディス”がいよいよ明日から始まります。
LPGAツアーも残り3試合となりました。
シーズン終盤のトーナメントでは、賞金女王争い、シード権への戦い、そして選手それぞれの目標達成のため、アグレシッブなプレーが期待されます。
今年も会場である、グレートアイランド倶楽部は絶好のコンディションです。
グリーンのスピードは、スティンプメーターで11フィート弱、固さを示すコンパクションメーターは、21とトーナメント仕様に仕上がっています。
トーナメントでは、3日間54ホールの戦いですが、日によってティグランドの位置を前後させる予定です。
これは、最近の欧米のトーナメントでは一般的になっていますが、これにより少しずつ変化をつけることで、よりアグレッシブなプレーを見せてもらいたいという思いからです。
また、グレートアイランド倶楽部では設計段階からピンポジションを設定したコース設計を行いました。
今年のピンポジションも昨日、チェックをして競技委員へお願いをしました。
その日その日の天候や風の状況など自然の中で行う競技だけに、毎日チェックをしながらのセッティングになりますが、そういった演出をすることで少しでも素晴らしいトーナメントを作っていきたいと思っています。
今年のLPGAツアー。賞金女王レースは全美貞が独走しています。追いかけるアン・ソンジュは欠場となり、森田理香子が残りを全勝すれば、大逆転での賞金女王の可能性を残しています。
しかし、それ以上にどんな展開の中でどれだけ素晴らしいプレーが見られるのか?
大いに期待したいと思います。
今年も伊藤園レディスゴルフトーナメントにご期待ください。
2012.11.8