女子のツアーも11月の半ばになると、賞金女王争いが面白くなってくる。
今年の伊藤園レディスは、3年連続賞金女王を狙う不動裕理と510万円の差で追走する藤井かすみのFF対決が注目を浴びていた。何しろこの試合を含めて後3試合、どちらが賞金女王になってもおかしくない。
案の定、初日終わってその二人が7アンダーの65でトップにたった。それも終盤で惜しいバーディパットを外しての結果だ。ショットの内容を見ても調子のピークを最終戦に向けて上げてきている。
特に藤井かすみは、ドライバーショットの距離も260ヤードを越すシーンもあり、全てのパー5でバーディのチャンスがある。アイアンの切れも良い。特にスピードのあるグレートアイランド倶楽部のグリーンに合ったパッティングができているようだ。
不動裕理もショットの安定度は抜群である。このままで行けば初日から最終日まで藤井かすみと一緒の組でプレーすることになるかもしれない。それぞれのショットに対する決断力も見事なものである。他の選手に比べるとショットを打つまでの時間が短い。これはどのような状況に対しても準備が出来ている証拠だろう。
また、このコースをまるで自分のコースにした感のあるローラ デービースも、なかなかバーディパットを決めることが出来ずイライラする場面があったがそれでも3アンダー。依然怖い存在であることは間違いない。5回目の優勝もひょっとすると・・・。
塩谷育代は伊藤園所属というプレッシャーのかかる大会ではあるが・・・イーブンパーのスタートで巻き返しを狙っている。
福嶋晃子も4アンダー、また好調の高又順も上位にいて今年の伊藤園レディスは目が離せない。