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観戦ガイド

最年少か、3ツアー制覇か。
歴史的な女王をかけた大一番!

例年、賞金女王争いのキーポイントとなる伊藤園レディスが今年はより大きな意味を持ちそうだ。全英女子オープン優勝で一躍、ゴルフ界のヒロインとなった 渋野日向子が最年少女王を目指せば、元世界1位の申ジエは米韓両ツアーにつづく3個目の戴冠を狙っている。歴史に名を刻むのは誰か。注目の一戦だ。

グレートアイランド倶楽部に舞台を移して25年目となった昨年、混戦を制したのは黄アルムだった。1打差2位で迎えた最終日、16番でバーディーを決めて単独首位に立つと、難関の17、18番をパーで収めてシーズン3勝目を挙げた。 黄は昨年、賞金ランキング自己最高の6位で充実の1年を終えた。今年も序盤から安定して上位に入り、10月のスタンレーレディスで優勝。いい形で大会連覇に挑むことができそうだ。
 今年の伊藤園レディスには超新星が初登場する。8月に全英女子オープンを制した渋野日向子だ。
昨年のプロテスト合格したばかりの渋野は今年、5月のワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップで初優勝を飾る。 7月に2勝目を挙げて勇躍乗り込んだ全英女子オープンでは初めての海外メジャーにもかかわらず持ち前の攻撃的なゴルフでバーディーを量産。歴史的な勝利をつかんだだけでなく、 そのシンデレラスマイルで世界中を魅了した。伊藤園レディスには初参戦だが、グレートアイランド倶楽部は昨年のLPGA新人戦加賀電子カップで経験している。 初日こそ出遅れたが最終日にはベストスコアタイの67をマークして3位。相性は悪くないはずだ。大会初日は21歳の誕生日。自ら祝うことができるか、注目される。
 渋野と同学年の選手たちは卓越した実績を残し、黄金世代と呼ばれている。5年前に15歳でツアー最年少優勝を記録した勝みなみ、米国で活躍する畑岡奈紗が世代を引っ張り、 今やツアーを席巻する勢いで次々に優勝者を輩出している。今年も渋野のほか河本結、原英莉花、小祝さくら、淺井咲希といった面々が初優勝を飾っている。 彼女たちが上位を独占しても不思議ではない。
 精鋭ぞろいの黄金世代の1人が伊藤園所属の大里桃子だ。昨年のCAT Ladiesで初優勝。 黄金世代では勝、畑岡、新垣比菜に続く4人目の優勝だった。今年、大里は“2年目のカベ”に直面し、6試合連続予選落ちなど苦しんだ。 それでも、徐々に本来の姿を取り戻し、日本女子オープンでは畑岡と首位に並んで最終日に突入。大舞台の重圧の中、粘り抜いて2位。復調へのきっかけをつかんだ。 伊藤園所属となって初めて迎える本大会。持てる力をぶつけたい。
 黄金世代の2学年下からも期待の星が飛び出した。アマチュアながら富士通レディースで優勝を飾った19歳の古江彩佳だ。古江は早速プロ転向。 話題の多い本大会にさらに彩りを添えてくれそうだ。
 シーズン終了まで本大会を含めて残り3試合。賞金女王レースは大詰めを迎えている。すでに韓国ツアーと米ツアーで賞金女王の経験がある申ジエが3ツアー目の女王に照準を合わせ、 渋野には最年少賞金女王の記録がかかる。例年、伊藤園レディスの結果が賞金女王争いを大きく左右する。戴冠を目指す彼女らの1打1打を見逃せない。
 賞金シード争い、そして最終戦のLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ出場権をかけた争いも佳境に入っている。プロとしてのプライドをかけた戦いが熱く、激しく繰り広げられる。

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