主な研究成果

このページを印刷する

平成20年

2008年5月1日

剥がし始めがつまみやすく、少ない力で剥がせるペットボトルラベル
社会と環境に配慮し、ペットボトルの分別をさらに容易にしました

“新”ミシン目形状の「簡易開封ラベル」を開発

5月、「お~いお茶 濃い味」500mlペットボトルから本格採用

株式会社伊藤園(社長:本庄八郎 本社:東京都渋谷区)は、ペットボトルラベルのミシン目を“新”形状にしてさらに剥がしやすくなった「簡易開封ラベル」を開発しました。「簡易開封ラベル」は、剥がし始めのつまみやすさと、少ない力で剥がせることが最大の特長です。社会と環境に配慮し、ペットボトルの分別をさらに容易にしました。
5月にリニューアルを予定している、当社の緑茶飲料「お~いお茶 濃い味」500mlペットボトルのラベルとして本格的に採用します。以降は、「簡易開封ラベル」の採用を拡大するのをはじめ、これまでの研究成果を活かし、全ての製品のラベルを順次改良してまいります。

剥がし始め部分のミシン目形状の違い(イメージ)

剥がし始め部分のミシン目形状の違い(イメージ)

当社では、ミシン目の「穴の大きさ」と「間隔」を調整することで、剥がしやすいラベルの研究を進めてきました。このたび開発した「簡易開封ラベル」は、剥がし始めの部分を改良し、穴を小さくするのに加え、穴と穴の間隔を狭くしています(右図(1))。これにより剥がし始める際、指がラベルに引っかかりやすくなっています。さらに、小さい穴を狭い間隔で配置した後に、大きな穴を設けました(右図(2))。指がラベルに引っかかった後に大きな穴があることで、つまみやすくなり、これまでより少ない力で最後まで剥がせます。胴央部分のミシン目は、ラベルが途中でちぎれにくいよう、これまでどおり穴の大きさと間隔を最適に配置しています。

「簡易開封ラベル」の剥がし始め部分、剥がし始め部分をつまんだところ

「簡易開封ラベル」の剥がし始め部分、剥がし始め部分をつまんだところ

当社は、「環境を考える伊藤園」を経営方針の一つに掲げ、独自の茶殻リサイクルシステムなど環境に配慮した取り組みを推進しています。また、少子高齢化社会におけるユニバーサルデザインという観点からも、子どもからお年寄りまで年齢を問わず簡単に剥がせるラベルの研究を進めてきました。
背景として、近年、ラベルの剥がしやすさに対するお客様の関心や要望が高まっていることがあげられます。当社の従業員がお客様との接点のなかで見出した改善点やアイデアを提案する社内提案システム「Voice」でも、ラベルに関する提案が増加しています。
当社はこれまでにも、ペットボトルのラベルを剥がしやすくするため、従来1本であったミシン目を2本にしたり、ペットボトル内の残量を分かりやすくするため、ラベルに「窓」と「目盛り」をつけるなど、お客様の要望や「Voice」制度を活用した改良や製品開発を進めてきました。

当社では、今後も「お客様第一主義」の経営理念もと、Still Nowの精神(今でもなお、お客様は何を不満に思っているか・・・)を追求し、社会と環境に配慮した製品づくりを推進していきます。

前のページに戻る